エンド・オブ・デイズ / End of Days †
1999年、アメリカ映画
監督:ピーター・ハイアムズ
・ストーリー
1000年紀<ミレニアム>が終わりを告げるとサタンが蘇り世界は滅びる―――
時は1999年12月。Y2K問題に騒ぐニューヨークの片隅で、一人の男が自殺を試みようとしていた。元刑事のジェリコ・ケイン(アーノルド・シュワルツネッガー)は不幸な事件で妻子を亡くし、以来信仰心を捨てて生きてきた。現在は民間警備会社「ストライカー・セキュリティー」のオペレーターとして、VIP警護の任務に就いている。相棒のボビー・シカゴ(ケビン・ポラック)が様子を見に来たため自殺未遂で終わり、いつも通りの仕事に戻ることに。
首尾よく任務をこなしていくが、突如ビルから狙撃される事態が発生。何とか護衛対象者を守ることには成功するが、ジェリコが撃たれてしまう。防弾ベストを着用していたおかげで一命を取り留めたジェリコは狙撃者を追い詰め、両足を撃ち抜いて無力化させる。気になったのは銃で撃たれる前に狙撃者が発した意味不明な言葉――「1000年の時は終わりに近づいた。サタンが牢獄から解き放たれる…」。
警察に犯人を引き渡したジェリコは、わずかな手がかりで犯人の自宅を突き止める。そこで発見したのは一人の女性が写った写真。彼女こそが、地獄から蘇ったサタンが捜し求める女性クリスティーン・ヨーク(ロビン・タニー)だったのだ―――