スタームルガー Mk.I / Sturm, Ruger Mk.I 【自動拳銃】 †
| モデル | 全長 | 重量 | 口径 | 装弾数 | 製造国 |
Mk.I Mk.II Mk.III | 245mm | 1190g | .22 LR | 10+1 | アメリカ |
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Mk.Iは、1949年にスポーツシューティング用に発売されたスタームルガー社初の自動拳銃である「ルガー スタンダード」の派生型で、翌年の1950年に発売されたモデルである。
ルガー P08や十四年式拳銃を参考に開発されており、通常の拳銃と違いボルト式のメカニズムを備えている。ただし、作動機構はこれらの銃と異なり、シンプルなストレートブローバックである。.22LR弾本来の反動の弱さに加え、スライド全体ではなくボルトだけが作動するため、リコイルが小さく高い命中精度を誇る。とくにMk.Iは、調整可能なリアサイトとトリガーを備えたターゲット競技向けのモデルだった。本銃発売以前はミッチェル ハイスタンダードやコルト ウッズマンが.22LR銃の市場を寡占していたが、リーズナブルで高品質なMk.Iが出たことで、ハイスタンダードやウッズマンは廃退しカタログ落ちしたほどであった。
1982年にはボルトストップ機能を追加したMk.IIにバージョンアップ。また、このMk.IIをベースに、サプレッサーメーカーとして知られるAWC社によって、銃身一体型のサプレッサーを組み込んだ「AWC アンフィビアンS」というモデルが、米海軍SEALの水陸両用特殊作戦用として開発されている。サプレッサー部は少量の水を注入すると減音効果を高める機能があり、亜音速仕様の.22LR弾との組み合わせにより、実際に撃った人間の話では「ボルトの作動音しかしない」ほどだとか。このアンフィビアンS・ルガーMk.IIは、2012年現在もクラス3ウェポンとして市販されている。
1992年にはポリマーフレームを採用した22/45が登場した。22/45はグリップ・アングルやマガジンキャッチなど1911に似たスタイルになっている。軽量で、価格もMk.IIIに比べて安くなっている。
2004年にはマガジンセイフティやローディングインジケーターなどを追加したMk.IIIが発売された他、ターゲットモデル、ハンターモデルなどいくつかのバリエーションモデルが販売されている。
2016年には、アッパ−レシーバーとグリップフレームの接続構造を変更したMk.IVが登場した。通常分解の際、固定具を兼ねたメインスプリングハウジングをグリップから抜き取る手順が必要だった以前までのモデルと異なり、アッパーレシーバーを掴んで後部を跳ね上げるだけで、グリップフレームからアッパーを手早く分割することが可能となっている。外観も、フレームにアッパーとの接続ヒンジと左右に大きく張り出したリブが追加されたため、Mk.I〜IIIと違い、一目で差異が見て取れる。2017年には、トリガーとセイフティに欠陥アリとしてスタームルガー社がリコールを行っているが、以降は改修されたモデルが販売されている。
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