リーサル・ウェポン / Lethal Weapon

 最愛の妻を亡くした事をきっかけに、進んで危険な任務を引き受ける事から警察内部でリーサル・ウェポンと呼ばれるリッグス刑事は、定年間近の黒人刑事マータフの相棒となる。
 メル・ギブソンとベレッタ M92Fを一躍スターダムへと押し上げたポリスアクション映画の金字塔。
 

映画版

リーサル・ウェポン (原題:Lethal Weapon)

1987年、アメリカ映画
監督:リチャード・ドナー

・ストーリー
 娼婦アマンダが転落死した。当初は事故死として捜査が進められていたが殺人の疑いが強くなる。アマンダの父マイケルの友人であるマータフは新しい相棒リッグスと共に彼女のパトロンの家に向かうが―――

使用者銃器名備考
マーティン・リッグスベレッタ M92F延長型スライドリリースレバー仕様
自殺用のホローポイント弾*1も所持
H&K MP5A3敵から強奪
H&K PSG1バイポッド装着
M1911A1敵から強奪
ロジャー・マータフS&W M194インチバレル
ラバーグリップ
M26手榴弾煙幕弾
ジョシュアコルト XM177スコープ装着
レミントン M870
将軍H&K MP5A3
麻薬の密売人レミントン M870ソードオフモデル
犯罪組織構成員IMI ウージー
H&K MP5A3
コルト XM177
イサカ M37
 

リーサル・ウェポン2 炎の約束 (原題:Lethal Weapon 2)

1989年、アメリカ映画
監督:リチャード・ドナー

・ストーリー
 麻薬組織告発の重要証人レオ ゲッツの護衛を命じられたリッグスとマータフ。ゲッツを襲った殺し屋の隠れ家に踏み込むがそこは南アフリカ大使ラッドの家で治外法権を理由に捜査を封じられてしまう―――

使用者銃器名備考
マーティン・リッグスベレッタ M92FS
H&K MP5A3敵から強奪
ロジャー・マータフS&W M19
S&W M5906バックアップガン
アージェン・ラッドマウザー C96終盤で使用
ピーター・ボルステッドワルサー PPKシルバーモデル
サプレッサー装着時もあり
ハンスH&K MP5K冒頭で使用
殺し屋シグザウエル P225サプレッサー装着
ホテルで使用
ワルサー P5
南アフリカ外交官HK MP5K
H&K MP5A3
刑事ベレッタ M92SB発砲無し
S&W M49
LAPD警察官イサカ M37発砲無し
 

リーサル・ウェポン3 (原題:Lethal Weapon 3)

1992年、アメリカ映画
監督:リチャード・ドナー

・ストーリー
 爆弾解体に失敗し、制服での外勤に回されたリッグスとマータフは麻薬の密売を行っている少年たちと銃撃戦になる。しかしマータフが射殺した少年は彼の息子の友人ダリルだった―――

使用者銃器名備考
マーティン・リッグスベレッタ M92FS警察署内の射撃場では、押収品のコップキラー(KTW弾)を使用
地下鉄構内では二挺拳銃
コブレイ M11/9マータフから渡される
ロジャー・マータフS&W M19
SW M5906バックアップガン
コブレイ M11/9コップキラー(KTW弾)を装填(発砲無し)
ダリルの銃
ローナ・コールベレッタ M92FS
イサカ M37
ジャック・トラヴィスワルサー PPKシルバーモデル
サプレッサー装着
S&W M29コップキラー(KTW弾)を装填
S&W M586マーフィー警部を脅す際に使用
H&K MP5K
ビリーSW M5904
トラヴィスの手下S&W M686
ベレッタ M92FS INOX
H&K MP5A3
スタームルガー AC556
ダリルコブレイ M11/9銃の売人から購入した物
 

リーサル・ウェポン4 (原題:Lethal Weapon 4)

1997年、アメリカ映画
監督:リチャード・ドナー

・ストーリー
 警部に昇進したリッグスとマータフは中国からの密航船を摘発する。しかしマータフは救命ボートに隠れていたホン一家に同情し違法と知りながらかくまってしまう―――

使用者銃器名備考
マーティン・リッグスベレッタ M92FSグリップ内蔵式レーザーサイト装着
S&W M5906バックアップガン
マータフの自宅で所持
ロジャー・マータフS&W M19
S&W M5906バックアップガン
自宅で所持
レオ・ゲッツコルト コマンダーリッグスに取り上げられる
ローナ・コールベレッタ M92FS INOX踏み切り脱出時に2発発砲
リー・バターズM1911A1
クーUSSR マカロフ発砲無し
犯罪者オリンピックアームズ OA-93冒頭の銃撃戦で使用
火炎放射器
ベレッタ M92FSコンパクトモデル
ホルスターに携帯(未使用)
密輸船の船長USSR マカロフ中華街で使用
密輸船の船員PRC 56式自動歩槍
クーの手下グロック 17
USSR マカロフ
中国人民解放軍兵士PRC 56式自動歩槍取引現場で使用
AKM
 

小説版

出版:二見文庫
著:ジョエル・ノースト、訳:中井 文子
 
使用者銃器名備考
マーティン・リグズベレッタ M92
H&K PSG1
IMI ウージー
イサカ M37
ロジャー・マートウFN ハイパワー敵から強奪
ジョシュアIMI ウージー
GE M134
将軍M−16
麻薬組織構成員オートオードナンス トンプソンドラムマガジン装着
IMI ウージー
M−16
狙撃犯ウィンチェスター M1

最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • アメリカの映画銃器紹介サイト、IMFDBではPSG-1と紹介されていました -- BH? 2011-01-19 (水) 16:42:54
  • ↑そのサイトも知ってます。ただ「PSG-1風に改造したG3系銃」説も結構あるみたいで。具体的にどういう部分を改造している・・・といった説明があれば納得いくのですが。 -- 2011-01-19 (水) 21:39:09
  • ttp://www.imdb.com/title/tt0093409/faq<ここによるとごくまれな本物な例だそうで。
    ttp://hkpro.com/forum/showthread.php?34865-PSG-1-in-Lethal-Weapon-1<こちらによると、銃は本物、発砲は合成で、メル・ギブソンは体をゆらしてリコイルっぽく演技したんじゃないの?とか言ってるようです。
    ところでSR9(TC)は1990年以降の発売ですので、これがベースの可能性は無いです。しかし10000ドル以上もするという超高級ライフルをステージガンにしてしまうというのは、いくらハリウッドでも大胆すぎる気もしますが。-- 2011-01-20 (木) 02:49:01
  • SR9(TC)の登場年については知りませんでした。ご指摘ありがとうございます。とりあえずPSG-1を使用していたという事で良さそう・・・かな? それにしてもSG-1説はどこから出てきたのか・・・ -- 2011-01-20 (木) 22:06:59
  • 『PSG1は超高級なんだろ?有り得ない、ノーマルG3の改造では?』みたいな発想は誰しもしたのかもしれない。まあ撮影用に改造されたステージガンには結構豪勢なものも割とあったりするらしいから有り得なくはないのかもね -- 2018-04-26 (木) 16:27:43
  • 1作目に登場したPSG-1はディテールを見る限りボルトフォアードアシストも付いてるし、スコープマウントもクランプタイプでは無くレシーバー上部に直付け。
    ハンドガードやストック、トリガーグループもPSG-1専用品そのもの。
    プロップ用にでっち上げたにしては外観が整い過ぎですし、間違いなく本物でしょう。
    当時LAPDのSWATがロス五輪の特別予算でPSG-1を購入したという話もありますので、そこから借り受けたという可能性も無きにしも非ずかな。
    アメリカでは映画の撮影に地元警察が協力する事が往々にしてありますし。 -- TNT? 2018-05-19 (土) 15:36:04
  • 余談ですが、香港映画で使用されたPSG-1のプロップガンには、HK91系をベースに製作された個体もあったようです。
    かなり昔の月刊Gun誌でBIGSHOTのスタッフの方が取材しておられた記憶がありますが、確か東京マルイ製電動ガンPSG-1の外装パーツを流用して組み上げられていました。 -- TNT? 2018-05-19 (土) 15:40:17
  • 小説版のM134・トンプソン・ウィンチェスターM1ですがそれぞれの項目に作品名がありませんでした。 -- 2024-04-11 (木) 06:58:08
  • リンクを貼っておきました。 -- 2024-04-11 (木) 09:32:31
  • ↑ありがとうございます。 -- 2024-04-11 (木) 21:33:15
お名前:

*1 セリフや字幕では「ホローポイント」と呼んでいるが、実際はフルメタルジャケット弾

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