RSAF エンフィールドNo.2 / RSAF Enfield No.2 【回転式拳銃】 †
RSAFが製造したダブルアクションの中折れ式回転式拳銃。
ウェブリー&スコット社のウェブリーMkVIを基に1920年代末に開発され、1932年、「No.2 Mk1」の名で当時のイギリス軍の制式拳銃として採用され戦闘機パイロットの護身用などに使用された。
本銃の開発に当たっては、ウェブリー&スコット社が試作品の提出を数度に渡って行っており、開発の指揮こそRSAFのボーイズ大尉が行っていたものの、構造的にはウェブリーリボルバーとほとんど同一の設計だった。しかし、イギリス政府は本銃をRSAF独自のものとして発表し、その生産をウェブリー&スコット社に発注することもなかった。
本銃以前からも英軍のサービスリボルバーに深く関わってきたウェブリー&スコット社が、素直にこの仕打ちを受け入れられる筈も無く、同社はNo.2 Mk1リボルバーがウェブリーリボルバーの剽窃であること。そして、これまでNo.2 Mk1リボルバー開発に擁した経費の支払いをイギリス政府に訴えた。裁判の結果、政府は剽窃こそ認めなかったものの、ウェブリー&スコット社に1200ポンド支払った。
エンフィールドNo.2 Mk1には、No.2 Mk1*とNo.2 Mk1**というバリエーションが存在した*1。Mk1*は戦車兵用に、車内でも扱いやすいようスナッグプルーフされ、ハンマースパーをオミットされたダブルアクションオンリーのリボルバーだ。また、Mk1**はMK1*をもとに製造された戦時急造品である。
アニメ監督の宮崎駿氏はこの銃が好きらしく、『天空の城ラピュタ』、『紅の豚』に登場させている。
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