ハンマー(撃鉄) / hammer †撃発用部品の一つで、ファイヤリングピンもしくは弾薬の雷管を叩く為の部品。ハンマーがファイヤリングピンを叩き、ファイヤリングピンが雷管を突くことで撃発される。ハンマーがピンを備えている場合はハンマーが直接雷管を叩いて撃発する。拳銃はもちろん、M16やAKを始めとする現代歩兵銃の撃発部品としても一般的に使われている。一方、ハンマーを用いずにファイアリングピンが雷管を叩く撃発方式はストライカー式と呼ばれる。 かつての回転式拳銃はハンマーにファイヤリングピンを備えているのが普通であったが、コルトが1960年代末に自社のダブルアクションリボルバーにセイフティ・コネクターを採用し、ファイヤリングピンをフレーム内に移して以降は、ライバルであったS&W社製リボルバーとの違いの一つと認識されていた。しかし、90年代半ばにはほぼ同様の安全装置であるトランスファー・バーによる撃発方式に変えたことから、コルトと同様にハンマーからピンが無くなった。
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