Mr.&Mrs. スミス / Mr.&Mrs. Smith †
2005年、アメリカ映画
監督:ダグ・リーマン
・ストーリー
ジョン・スミス(ブラッド・ピッド)とジェーン・スミス(アンジェリーナ・ジョリー)は、一見するとごく普通の夫婦。しかし、この2人はお互いに話せないある秘密を抱えていた。それは両者ともプロの殺し屋であり、しかも敵対している組織に所属しているということ。2人はお互いが殺し屋だとは気付いていないが、嘘で塗り固めた生活は次第にギクシャクしていく。
そんな結婚生活も倦怠期に差し掛かった頃、ジョンは組織から指令を受ける。国防省が確保した重要参考人”タンク”(アダム・ブロディ)を、FBIに移送される前に始末しろ、とのことだ。一方ジェーンも暗殺の指令を受けるが、そのターゲットは何とジョンと同じく”タンク”だった。
任務当日、ジョンとジェーンはターゲットが通過する砂漠地帯で、殺し屋としてはじめて接触を果たすことになる―――。
・作品解説
ストーリー冒頭、スミス夫妻が自身の出会いを語るシーンで、コロンビア首都ボゴタでの回想が入る。この時のボゴタ上空をヘリが飛行するカットは、映画『今そこにある危機』のものを使用している。
アングルは全く同じであり、ヘリ(UH-1タイプ)の色や型番、ドアに付いている緑色のマーキングもそのままである。ただ、キャビンに人が乗っている(『今そこにある危機』ではパイロットしか搭乗していない)、何故かボゴタで爆発が起きている、などがCG処理で施されている。