モデル | 全長(伸長時) | 重量 | 口径 | 装弾数 | 製造国 |
MGL Mk1 | 556mm(776mm) | 5.3kg | 40mm×46 | 6 | 南アフリカ |
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MGL-140 | 661mm(787mm) | 6.0kg |
南アフリカ共和国のアームスコー社が1981年に開発した6連発型軍用リボルビング・ グレネードランチャー。弾薬はNATO規格の40mmx46を使用し、仰角付きの光学サイトが標準装備されている。
ダブルアクションのリボルバー拳銃のように装填、排莢を手動で行い、トリガーを引く度に自動で次弾を発射可能である。ただしシリンダーが巨大なため、事前に弾倉を左方向に手動で回転させてバネを巻いておく仕組みとなっている。
連発型グレネードランチャーの先駆けであり、以後、各国でこのランチャーを参考にしたランチャーが作られていく。特に弾倉を回してネジを巻く方法は多くのランチャーで模倣された。
MGLはクロアチアRH Alan社において『旧ユーゴ内戦での戦訓』に基づいた改良を認め、クロスライセンス契約により『RGB-6』の名で生産されているほか、最近、その成果を取り入れた改良型の『MGL140』がアメリカ海兵隊に、『M32』の制式名で採用された。
MGL140は非殺傷弾をはじめとするより多くの弾薬に対応できるよう、シリンダー(弾倉)の長さが140ミリに延長されているほか、M4カービン用のVLTOR社製テレスコピック・ストックや、クアッド(四面)レイアウトのピカティニーレールを装備している。
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