スコーピオン（映画） / 3000 Miles to Graceland †

・ストーリー
　マイケル・J・マーフィー（ケビン・コスナー）は、若かりし頃のエルヴィス・プレスリーを彷彿とさせるルックスの男。彼は「インターナショナル・エルヴィス・コンベンション 2001」の開催に湧くラスヴェガスの≪リヴィエラ・カジノ≫で、誰もがお祭り気分の隙に賭博の売上金を強奪しようと企む。
　リーダーのマーフィーを筆頭とする、マイケル（カート・ラッセル）、ハンソン（クリスチャン・スレーター）、ガス（デビット・アークウェット）、フランクリン（ボキーム・ウッドバイン）の5人組は、エルビスの衣装を着込んでラスヴェガスへ向かう。
　彼らは何食わぬ顔で現金320万ドルを奪い、シビル・ウィングロー（コートニー・コックス）の経営するモーテルに戻る。だが、金を1人占めすべく仲間に銃を向けるマーフィー。それを追うマイケル。そして事件に巻き込まれるも、したたかに大金を狙うシビル。最後に大金を掴むのは誰なのか?

・作品解説
　一般的には評価の低い作品だが、こんなにも悪役に徹しているコスナーや豪華な出演陣など、なかなかお目にかかれない映画である。
　エルヴィス・プレスリーに扮して、大量の銃器で暴れ回るカジノでの銃撃戦は圧巻だ。