ベレッタ AR70(M70) / Beretta AR70(M70) 【突撃銃】 †
1960年代後半、西側突撃銃の使用弾丸が5.56mm×45弾に移り変わる中、イタリア軍も流れに遅れまいとベレッタ社に新型突撃銃の開発を依頼した。これを受けベレッタ社はスイスのシグ社との共同で研究開発を行うが、機関構造に対する意見の食い違いから共同開発は中止。しかしその後もベレッタ社は単独での研究開発を継続し、遂にAR70/223(M70/223)を完成させた。 AR70(M70)は開発初期から、機関部を流用した派生モデルへの展開が考慮されており、初期のAR70/223、現行のAR70/90ともカービンモデルや軽機関銃モデルなどのバリエーションが作られている。ちなみに折り畳み式スケルトンストックのSC70は、基本となるAR70と同じ長さのバレルを有するが、カービンモデルとして分類されている。SCSおよびSCPが、AR70系のショートバレルバージョンとなっている。 ところでこのAR70、どうやらテロリストにも流れてるようで、イラクの邦人3人拉致事件の時、公開されたビデオでテロリストの一人がこの銃を手にしていた。
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