ベクター CP1 / Vektor CP1 【自動拳銃】 †
1990年代後半に、南アフリカのデネル社小火器部門「ベクター」が開発したポリマーフレームピストル。衣服の下など、懐に携帯することを前提とした民間・警察機構向けの自動拳銃で、特異な流線型の外形は、衣服との引っ掛かりを抑えるスナッグプルーフデザインである。 南アフリカと主にアメリカの市場で販売されていたが、2000年6月に内蔵セイフティの不具合による暴発事故が数件報告され、リコールが行われた。南アフリカ国内のユーザーには改修して送り返され、アメリカ国内のユーザーには400ドルの払戻金と100ドルの賠償金と引き換えとなった。このことから、現在は製造されておらず、流通在庫で時折見かけられる程度のレアな拳銃となっている。
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