トリガーガード / Trigger guard

 銃の暴発防止用に、トリガーの周りを覆っている部品。日本語では「用心金(ようじんがね)」と表記される。
 銃が落下した時や、衣服等への引っかかりでトリガーが動くのを防ぐ役割がある。基本的にはトリガーを引く指が入る程度の大きさだが、手袋を着用している時は着ぶくれした指が入らないことがあるため、グリップ全体を覆う(例:ファマスG1,G2、グリップガードとも)、取り外しできる(例:M16)、横に倒せる(例:M79)等の対策が取られることがある。形状は丸型・角型など様々で、発砲時以外に指をかけておく「フィンガーレスト」と呼ばれる溝(滑り止めのためのセレーションが入っている)がトリガーガード前面部に設けられているものもある。

 日本の警察官は、携行する拳銃のトリガーガード内にゴム製の輪止めをはめる決まりになっている。例外として、新宿・歌舞伎町勤務の警察官は、この輪止めをはめる必要は無い。

 実用性は無いが、このトリガーガードに指を引っかけてクルクル回すガンスピンという技術が存在する。フィクション作品で度々見られる、“見せる”ための技術である。


最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • 日本警察の記述についてソースあったらお願いします -- 2011-08-17 (水) 19:09:52
  • ウィキペディアの「ニューナンブM60」のページに、安全ゴムについての記述がありました。 -- カガリ? 2011-08-17 (水) 21:23:34
  • 今は輪留めありません -- あいうえお? 2016-09-13 (火) 18:27:56
  • 角型のトリガーガードはタウルスPT92の本文で>スクエアタイプ と書かれていますが丸型のトリガーガードの場合はなんと言うのでしょうか? -- 2022-04-15 (金) 19:36:06
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Last-modified: 2023-03-25 (土) 22:09:37 (391d)