ヘラアームズ ピストルカービン / Hera Arms Pistol Carbine【ピストルカービンキット】 †
全長(伸長時) | 重量 | 口径 | 装弾数 | 製造国 |
?(?)mm | ?g | 組み込む銃によって様々 | 組み込む銃によって様々 | ドイツ アメリカ |
カスタムパーツを製造しているドイツのヘラアームズ社が開発した、ピストルをカービン化するコンバージョンキット。
幾つかのモデルが存在し、それぞれ銃の組み込み方法が異なるが、以下の共通点がある。スライド操作用のコッキングハンドルは、内部の爪状パーツをバレル先端に引っ掛けて動かす仕組み(CPE以外は左右で交換可能)。キット後部にAR15系のバッファーチューブをはめ込むスペースがあるので、他社製のM4系伸縮式ストックがそのまま使用できる。また、別売りのSFU(サイドフォールディング・ユニット)を取り付ければ、バットストックを横へ折り畳むことも可能。キット上面とハンドガード側面・下部には、各種アクセサリー装着用のピカティニーレールが配されている。ロングバレルに換装した銃の組み込みにも対応している。
本体色は、ブラック/TAN/ODグリーンの3種類。
「GCC(Glock Carbine Conversion)」はグロック専用キット。組み込む銃のアンダーレールをキット内側の溝に差し込み、予め外しておいた銃のトリガーピンをキットの穴と合わせるように戻せば、固定が完了となる。このモデルのみ、コッキングハンドルがスライド後部を掴むタイプ。初期モデルとあって、バットストックは伸縮/折り畳み機能の無い、本体と一体成型デザイン。現在は製造終了している。
「CPE(Colt Pistol Extension)」はスタンダードな1911に対応したキットで、銃を左右で挟み込むモナカ構造となっている。1911とキット側のグリップパネル(キットとグリップパネルが一体成型の専用デザイン)を交換した後、左右のキットをネジ止めして固定が完了となる。組み込み方法は他の2モデルよりも手間がかかるが、他社類似品ではなかなか見られない1911に対応しており*1、アンダーレールの無いクラシックタイプの銃が使用できるといった利点がある。
「トリアリィ(Triarii)」は複数の銃に対応したキットで、他社類似品よりもスライド側面が大きく開けた特徴的なデザインをしている。キットは、前後にスライドするハンドガード/後部カバー/両方を繋ぐトップレール兼用のバーで構成されている。組み込み方法は、まずトップレール先端の固定用つまみを回してロックを解除し、ハンドガードを前方にスライドさせ、組み込む銃のアンダーレールをキット内側の溝に差し込む。その後、ハンドガードを後ろに戻し、キット後部カバーが銃の後部を押さえることで固定が完了となる。
バリエーション †
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