複列式弾倉 / Multi-column

複列式弾倉
 

 弾倉に弾丸を2列以上に並べて収め、全長を抑えつつ装弾数を増す収納方式。弾倉を有する殆どの連発式銃器に採用されている。
 シングルカラムと比べて同じ長さでも多弾数を実現できるが、一方で弾倉が太くなり、グリップ内にマガジンを収める自動拳銃においてはグリップが大きくなり握りにくくなりやすい欠点がある。

 単純な構造のため、弾倉給弾式の連発銃が登場した頃には既に存在していたが、自動拳銃のような小型の銃器では比較的後から導入されるようになった。初めて採用されたのはモーゼル C96で、更にグリップ内マガジンとして初めて採用されたのはFN ハイパワーであるが、第二次世界大戦までは大量生産されたものではこの2種程度に留まった。
 ダブルカラムの自動拳銃が大きく普及し、世界の軍・法執行機関向けの市場を爆発的に伸ばしたのは1980年代からである。それらの拳銃は全てNATO制式の9mm×19弾を使用することから、この時期に登場した9mmダブルカラム自動拳銃は「ワンダーナイン(Wonder Nine)」と呼ばれ、銃器メーカーの新たな目玉商品となった。

 2列に並べるダブルカラム(もしくはスタッガード)式が一般的だが、スペクトラ短機関銃スオミ短機関銃の4列といった、俗に「複々列」とも呼ばれる珍しいタイプもある。ただし、弾倉の太さがダブルカラムを遥かに上回るため、グリップ内にマガジンを収める方式の銃では使われていない。
 

 

最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • やっぱりそうですよね... -- 2013-05-12 (日) 18:57:49
  • ↑4 元から33発なんだと思ってた そうだったのか -- 2013-05-12 (日) 19:57:59
  • エクステンションってどうやって着けるん? -- 2013-05-15 (水) 17:53:24
  • マガジン底部をバネごと外して、その間にエクステンションとなるパーツを挟み、バネをより強いものに変えて戻すだけです。
    当然バネの強さには限度があるため、増やせる弾数は限られています。(グロック9mmは2発〜6発)
    またグロックのコンパクトモデルは銃身・グリップ共にスケールダウンしていますが、そのままではグリップが使いづらいというユーザのために弾倉拡張能力を持たないただ長さを増やすエクステンションも用意されていて、こっちは大分安くなっています。 -- 2013-05-15 (水) 22:34:10
  • ありがとうございます。 -- 2013-05-15 (水) 22:40:12
  • ドラムマガジンの装弾数って増やせるの? -- 2014-12-26 (金) 08:48:47
  • ドラム部分の容量は構造が変わらない限りは増えないです。ドラムの先端、通常のマガジン同様になっている挿入部を伸ばせば増えますけどまぁドラムの意味が無いですし、普通はやらないでしょうね。RPKのドラムマガジンを5.45mm仕様にコンバートしたRPK74用ドラムマガジンというのが幾つかあるのですが、元の製品は同じなのに構造に差があるのかメーカによって75発だったり77発だったりします。 -- 2014-12-27 (土) 06:16:20
  • ドラムマガジンはマガジン接合部に負担掛かるしジャム率も高いからなぁ -- 2014-12-27 (土) 07:06:01
  • トンプソンみたいに大直径化すれば50発から100発に増やしたり出来るよ。 -- 2014-12-27 (土) 13:01:13
  • 通常はマガジンローダーを使用して装填するそうですがライフル弾の場合、どれくらい時間がかかるのでしょうか? -- 2015-09-07 (月) 13:10:11
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Last-modified: 2019-05-30 (木) 12:14:35 (165d)