T/C コンテンダー
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銃身長 | 全長 | 重量 | 口径 | 装弾数 | 製造国 |
12in. | 394mm | 1587g | .22LR〜5.56mmx45 など各種 | 1 | アメリカ |
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14in. | 444mm | 1700g |
1967年にアメリカのトンプソン/センター・アームズ(Thompson/Center Arms)が開発した、狩猟用のシングルショット・ピストル。小口径弾でのプリンキングから、大口径弾によるビッグ・ゲーム・ハンティング(鹿や猪などの大型獣を撃つハンティング)までをフォローするという変わり種である。
トンプソン/センター・アームズは、当時起業されて間もなかったK.W.トンプソン・ツールズ社が、機械工ウォーレン・センター(Warren Center)によって持ち込まれた、このコンテンダー・ピストルのアイデアを実現するために設立した、銃器製造部門である。同名のトンプソン短機関銃とは一切関係ない。
コンテンダー(競技者、競争者)・ピストルは、拳銃と言うよりは小型のライフルのようなスタイルをしているが、構造は極めてシンプルである。中折れ式のバレルとトリガー、その他発射に必要な最低限のメカニズム以外、一切ない。マガジンもなければボルトもなく、弾の装填・排莢も、一発ずつ手で行うという潔さである。そのぶん強度も高く、ライフル弾の発射にも十分耐えられるため、バレル・アッセンブリーの交換だけで、ほとんど調整も必要とせず、.22LRからライフルカートリッジまで使用可能となっている。
どちらかと言えば「色物」に近い銃で、実際、当初は売り上げがなかなか伸びなかったらしいが、アメリカで盛んなメタルシルエットハンティング競技で、思わぬ脚光を浴びることになる。動物の形(シルエット)に切り抜いた重い金属板を『弾く』この競技では、威力のある弾丸を使う方が有利となる。コンテンダーはライフル弾を発射できる上に精度も高く、シューター達の間で評判となり、一転『売れっ子』に大化けした。
1996年には、一回り大きな強化モデル「アンコール(Encore)」が発売された。これはコンテンダーでは.45-70弾や.223Remが限界だったことから、より強力な、.30-06や.308Winなどのフルサイズ・ライフルカートリッジを使用可能としたモデルである。アンコールはコンテンダーに輪をかけて多様性に富んだモデルで、ストックとロングバレルを有したライフルバージョンやショットガンバージョンといったバリエーションをも有している。2000年代に入ってからは、オリジナルのコンテンダーもアップデートが図られ、グリップフレームが見直された「G2(Generation 2)コンテンダー」が登場した。
現在のトンプソン/センターは、2007年にS&Wホールディングに買収され、製品に「S&W」のロゴこそ無いものの、S&Wハンティングの一部門となっている。
登場作品 | ジャンル | 使用者 | 備考 |
Fate/Grand Order | ゲーム | エミヤ(アサシン) | 宝具 |
衛宮 切嗣 | レアリティ☆5の概念礼装「起源弾」のイラストで所持 | ||
Fate/stay night | アニメ | 衛宮 切嗣 | 19話 回想シーン |
Fate/Zero | − | − | 項目参照 |
グランド・セフト・オートV | − | − | 項目参照 |
ゴルゴ13 | − | − | 項目参照 |
スクールランブル | − | − | 項目参照 |
ドールズフロントライン | − | − | 項目参照 |
トライガン | − | − | 項目参照 |
ハード・ターゲット | − | − | 項目参照 |
ハード・ボイルド/新・男たちの挽歌 | − | − | 項目参照 |
ペーパーマン | − | − | 項目参照 |
フェイト/タイガーころしあむ アッパー | ゲーム | 衛宮 切嗣 | 超必殺技「魔術回路断裂(コンテンダー)」 何故かスコープ画面の演出が入る |
マチェーテ | − | − | 項目参照 |
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