FAMAE SAF 【短機関銃】 †
モデル | 全長(伸長時) | 重量 | 口径 | 装弾数 | 連射速度 | 発射形式 | 製造国 |
SAF (固定ストック) | 660mm | 2.75kg | 9mm×19 | 20/30 | 1200発/分 | S/3/F | チリ |
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SAF (折り畳みストック) | 410(640)mm | 2.97kg |
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サイレントSAF (固定ストック) | 780mm | 3.8kg |
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サイレントSAF (折り畳みストック) | 525(760)mm | 3.92kg |
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ミニSAF | 320mm | 2.3kg |
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SAF 200 | 339(653/702)mm | 2.71kg |
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MT 40 (固定ストック) | 677mm | 2.8kg | .40 S&W |
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MT 40 (折り畳みストック) | 421(677)mm | 2.99kg |
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1980年代、チリ共和国のFAMAE([西]Fábricas y Maestranzas del Ejército:陸軍造兵廠)は、シグ製突撃銃であるSG540のライセンス生産を行っていた。この銃をベースに短機関銃化したのが、1993年に開発されたSAFである。同銃は、チリ共和国の軍・警察に採用されている。
設計の多くが流用されているため、外観はSG540のショート版といった体だが、オリジナルのガス圧作動・ロータリーボルト方式ではなく、シンプルブローバック方式とクローズドボルトを採用し、オリジナルに無いボルトストップ機能も追加している。バットストックは、ポリマーフレーム製の固定ストックと、横に折り畳みが可能な金属製チューブラーストックの2種類。セレクターはアンビ対応。後期型では、レシーバー上面とハンドガード部にピカティニーレールが追加された。弾倉は金属製とプラスチック製のものがあり、後者はマガジンクリップ無しで連結が可能である。
スタンダードモデル以外に、銃身一体型サプレッサー付きの「サイレントSAF」、短銃身モデルの「ミニSAF」(デフォルトではストックレスだが、スタンダードモデルのものが装着可能)、.40 S&W弾モデルの「MT 40」が存在する。最新モデルの「SAF 200」では、改良型ハンドガードと伸縮機能付きのフォールディングストックを装備している。
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