公権力横領捜査官 中坊林太郎 †
集英社,原哲夫
・ストーリー
199X年、サミットで諸外国から政治の腐敗防止と公務員の綱紀粛正を目的とした「公権力横領罪法案」の成立を要求された日本政府は一ヶ月後の臨時国会で、時限立法として可決。同時に法案を実行するための「公権力横領取締室」を内閣官房機関に設置した。
この事は新聞等で公表されたものの、大多数の人々はそれほど関心を持たなかった……。
・解説
超法規的な捜査権を持つ公権力横領捜査官に任命された主人公の中坊林太郎がそれをフルに活用して政財界の腐敗と戦う。ギャグ要素がかなり強いのが特徴で、劇中かなりの数の銃器が登場するものの使われることはほとんどなく発砲シーンはたったの四回だけ*1である。
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