コルト キングコブラ / Colt King Cobra 【回転式拳銃】 †
外見 | モデル | 銃身長 | 全長 | 重量 | 口径 | 装弾数 | 製造国 |
| キングコブラ | 4in. 6in. | 229mm 279mm | 1191g 1305g | .357 Magnum | 6 | アメリカ |
---|
| アナコンダ | 4in. 6in. 8in. | 244mm 295mm 346mm | 1332g 1503g 1673g | .44 Magnum .45 LC |
---|
− | キングコブラ(新モデル) | 2in.(キャリー) 3in. 4.25in.(ターゲット) | 178mm 210mm 235mm | 737g 794g 1021g | .357 Magnum |
---|
コルト社が1986年に開発したダブルアクションリボルバー。
元々低価格帯モデルとして登場したMk-IIIモデルだったが、その人気から1982年に発表されたMk-Vモデルではかなり高品質化が進んだため、より洗練された独立ブランドとして再設計されたモデルである。
Mk-Vより重厚なVフレームを採用しており、バレルには、ソリッドリブとフルレングスシュラウドを持つ高品質バレルを使用する。
バリエーションとして2.5、4、6、8インチの各種銃身長のモデルがあり、各バレルにはブルーイングの施されたモデルもラインナップされている。発売翌年にはステンレス製モデルを追加し、1992年以降はステンレス製モデルのみとなった。
1990年には.44マグナム弾を使用する「アナコンダ」モデルが登場した。より大型のAAフレームにベンチレーテッドリブを採用しており、デザイン的には同社のパイソンに近くなっている。
初期モデルは精度に問題があったが、直ちにバレルの改修・交換プログラムが行われ問題は解決された。
バリエーションとして、4、6、8インチの各種銃身長のモデルがある。なお、エアソフトガンにはブラックカラーのモデルが存在するが、実際にはアナコンダのブルーイングモデルは製造されていない。
1999年にコルト社がダブルアクションリボルバー事業から撤退したのに伴い、キングコブラ・アナコンダ共に絶版モデルとなった。
それから20年後の2019年、コブラの復活に続き、キングコブラがリニューアルされて再生産が始まっている。新モデルでは新コブラをベースにトップストラップ(フレーム上面)を強化して.357マグナムに対応している。ベースモデルは3インチのコンパクトリボルバーでサイトはコブラ同様にフレームに掘られた固定式である。派生モデルにはバレルを2インチに短縮した「キャリー」、キャリーにスパーレスハンマーとDAOトリガーを持つ「キャリーDAO」の他、4.25インチバレルとアジャスタブルサイトを備えた「ターゲット」が2020年1月現在ラインナップされている。
2021年にはアナコンダも復活。新パイソンにも組み込まれた改良型トリガーメカを備えている。バレル長は6インチと8インチの2種類が販売されている。
転載に関しては、転載元の転載規約に従って行ってください。