KAC マスターキー / Knight's Armament Masterkey 【散弾銃】 †
マスターキーは、アメリカのナイツ・アーマメント・カンパニー社が開発した、ドアブリーチング用のショットガンシステムである。 マスターキーの開発は、1980年代の対テロ戦闘の本格化に伴い行われた、ドアブリーチングツール開発計画に始まる。従来、ドアブリーチング用のショットガンを装備する兵士は、ライフルと合わせて2挺分の火器を携行するのが通常だった。しかし、これでは携行時の重量が嵩張るうえに、銃を持ち替える手間がかかってしまう。そうした煩わしさを解消する案として、ライフル自体にショットガンを組み込む方法が考案された。 また、マスターキーには、グリップ・ハンドガード・バットストックを備えたスタンドアローン・モジュールも用意されている。このモジュールには、マスターキー以外にもM203を装着することが可能である。 採用例は公表されていないが、ソマリアでの作戦行動でデルタフォースが使用していた事が確認されている。
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