伝説の魔剣士・スパーダの息子で、人間と悪魔のハーフである銀髪の主人公・ダンテ。自身が経営する店「デビル メイ クライ」で悪魔狩人(デビルハンター)として生活する彼が、人間界侵攻を企む悪魔どもを華麗に退治する”スタイリッシュ・ハードアクション”。二挺の大型拳銃と背中に背負った大剣を駆使したアクロバティックかつ流れるような動きが、このゲームの最大の魅力である。
・作品解説
自身に向かって飛んでくる大型バイクを二挺拳銃で押し返してしまうほど、驚異的連射能力の持ち主であるというキャラクター性は一作目の時点で確立されている。
使用者 | 銃器名 | 備考 |
ダンテ | エボニー&アイボリー | 特徴については欄外を参照 二挺拳銃時もあり |
ショットガン | 水平二連式ソードオフモデル | |
ニードルガン | ベルトリンク給弾方式の水中専用銃 フォアグリップ装着 | |
グレネードガン | フリップアップサイト リボルバー式弾倉 | |
ルーチェ&オンブラ | 特徴については欄外を参照 “伝説の魔剣士”モード時の使用銃 二挺拳銃 | |
トリッシュ | ルーチェ&オンブラ | 特徴については欄外を参照 イメージイラストにて二挺拳銃 |
マリオネット・灰(帽子) | ショットガン | ダンテの銃と同じ形状 |
・作品解説
ガンアクション面では、今作から二挺拳銃が全方向対応となった。(使いこなすのは難しいが)前後撃ち・左右撃ち・クロスファイア…等、華麗な射撃スタイルは前作に引き続きスタイリッシュさに磨きがかかっている。また、ショットガンをヌンチャクのように縦横無尽に振り回して攻撃する技を披露している。弾数無制限というフィクションだからできる設定を最大限に活用した、『デビル メイ クライ』ならではのガンプレイである(本来なら装弾数2発のショットガンでは不可能な技であるから)。
使用者 | 銃器名 | 備考 |
ダンテ | エボニー&アイボリー | 特徴については欄外を参照 二挺拳銃時もあり |
HK MP5K | 二挺撃ち | |
ショットガン | 水平二連式ソードオフモデル | |
GD FIM92 | − | |
トリッシュ | ルーチェ&オンブラ | 特徴については欄外を参照 二挺拳銃 |
・作品解説
今作では、敵の斬撃をガンスピンで捌く荒技を見せてくれる。
使用者 | 銃器名 | 備考 |
ダンテ | エボニー&アイボリー | 特徴については欄外を参照 二挺拳銃時もあり |
ショットガン | 水平二連式ソードオフモデル | |
スパイラル | カスタムモデル | |
バージル | エボニー | アーカムへ止めを刺す際に使用 |
レディ | CZE Cz75 | 初期型と後期型の二挺拳銃 |
CZE Vz61 | カスタムモデル 銃剣装着 | |
カリーナ=アン | 劇中オリジナルの多目的ミサイルランチャー 後部にマイクロミサイル発射口あり 銃剣装着(アンカーランチャーとして使用) |
使用者 | 銃器名 | 備考 |
ダンテ | エボニー&アイボリー | 詳細は欄外を参照のこと 二挺拳銃 |
・作品解説
ダンテの愛銃が、エボニー&アイボリーになる以前のストーリーを描いた作品。それまでは仕事上手に入れた(敵から取り上げた)銃をニールの店に持ち込んで、自分用に強化改造してもらったものを使用していた。だが、トニー(ダンテ)の超人的連射速度のおかげで破損したり、戦闘中はデッドウェイトだとしてその場で捨てられるなど、その扱いは散々だった。
そこでガンスミスのニールは、一時しのぎの改造銃ではなく、トニーの能力を最大限に引き出すことを前提とした新造銃の開発を決意。そうして誕生したのが、常人には到底扱いきれない双子の大型自動拳銃「エボニー&アイボリー」なのである。
使用者 | 銃器名 | 登場巻 | 備考 |
トニー・レッドグレイブ (ダンテ) | マウザー M712 | 1 | デンバースから強奪(後に改造型を使用) 中古の改造型M712との二挺拳銃 |
ルガー P08 | 1 | 連射のし過ぎで壊す ニールとの会話シーンで登場 | |
1911 | 1 | M52Fとの二挺拳銃 仕事で入手した銃 | |
ベレッタ M52F | 1 | M92Fの間違い? 1911との二挺拳銃 仕事で入手した銃(銃身はコピー製) | |
エボニー&アイボリー | 1,2 | 特徴については欄外を参照 二挺拳銃時もあり | |
ニール・ゴールドスタイン | マウザー M712 | 1 | 強化仕様のため大型化 改造弾(弱装弾?)を使用 ダンテから渡された銃を改造(発砲無し) |
グルー | コルト パイソン | 1 | − |
ワルサー PPK | 1 | サプレッサー装着 | |
デンバース | GM M3 | 1 | 軍から横流しされた銃 |
マウザー M712 | 1 | 密造銃(「HSC」との記述) | |
デンバースの手下 | GM M3 | 1 | 軍から横流しされた銃 |
ギルバ | ショットガン | 1 | 水平二連式ソードオフモデル 00BUCK弾を使用 予備弾はシェルケース内に8発収納可能 ニールの店で無理やり購入 |
使用者 | 銃器名 | 登場話 | 備考 |
ダンテ | エボニー&アイボリー | code:1 "Dante" code:2 "Vergil" | 特徴については欄外を参照 "EVONY"との誤表記箇所あり 二挺拳銃時もあり |
・作品解説
原作の設定を踏襲しているが、オリジナルストーリーでの展開である。
使用者 | 銃器名 | 登場話 | 備考 |
ダンテ | エボニー&アイボリー | − | 特徴については欄外を参照 二挺拳銃時もあり |
レディ | CZE Vz61 | − | 銃剣装着 |
デビルハンターであるダンテが愛用する2丁の大型自動拳銃で、シリーズを通じて彼の自作品(ゲーム内のライブラリー等で説明されている)である。だが小説版のみ設定が異なり、“.45口径の芸術家”の異名を持つガンスミスのニール・ゴールドスタインが、トニー(ダンテの偽名)のために製作した、この世に二つと無いカスタムメイド品となっている。
二挺拳銃といっても両者には違いが見られ、連射性重視のアイボリーと、それを補佐する正確性重視のエボニーで一対を成している。アイボリーは象牙色、エボニーは黒檀色を意味し、銃を「ピアノの鍵盤(白鍵と黒鍵)」になぞらえている(銃自身にも鍵盤をモチーフにした刻印が彫られている)。
本銃は1911系をベースとしているが、ダンテの驚異的連射スピードに耐えるために、強化材質・肉厚仕様となっている(アイボリーと比べて、エボニーの銃身はそれほど肉厚ではない。そのかわり、補強部品を多用して頑丈に製作されている)。各パーツの噛み合わせ具合を一つずつ調整し、材質も特注品を用いているため、1911系とは全く別物の新造銃と言ったほうが近い。主な特徴は以下の通り。
・高速連射時の反動を軽減するためのコンペンセイターとバレルウェイト
・フィンガーグルーブ付きグリップ、及びグリップ後部にチェッカリング
・フロントサイトの大型化、リアサイトはアイボリーがMMCタイプ、エボニーがイライアソンタイプ
・ハイキャパシティー・マガジン(アイボリーの方が装弾数は多い)
・パラ・オーディナンス製LDA風のトリガー
・外装式のカートエキストラクター
・アイボリーはハンマーの軽量化のためリングタイプに変更
・エボニーは左手用の銃なのでエジェクションポートの位置が反対、フィンガーレストを装備*1
性能面以外では、グリップパネルに女性の肖像画、スライドには「Ebony & Ivory」、「FOR TONY REDGRAVE」、「BY .45 ART WARKS」等の刻印が彫られているなど、工芸品として見ても遜色無い。
装弾数は魔力云々の力で、事実上は無制限となっているようだ。日本のキットメーカー・大日本技研の無可動モデルのスペックだと、全長はアイボリーが290mm、エボニーが295mmである。
また、一作目の「The Legendary Dark Knight(伝説の魔剣士)」モード時の使用銃、及び二作目の隠しキャラクター・トリッシュの使用銃として、「ルーチェ&オンブラ(Luce e Ombra)」という大型自動拳銃が存在する。
ディティール・性能等はエボニー&アイボリーとほぼ同じだが、こちらは1911系のフロント部分をそのまま延長したようなデザインになっている(10.5インチモデルのハードボーラーやオートマグシリーズのようなロングバレル&スライド化に加えて、フレーム自体も延長されているのが特徴)。ちなみにルーチェは“光”、オンブラは“影”を意味するイタリア語である。
シリーズ第5作目に登場するエボニー&アイボリーは、1911系ではなくデザートイーグルがモデルになっている。
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