全長 | バレル長 | 重量 | ゲージ | 装弾数 | 製造国 |
749mm | 18.8in | 4.4kg | 12ゲージ | 7+7+2 | アメリカ |
アメリカのスタンダードマニュファクチャリング社によって開発された12番ゲージ仕様のブルパップ型ポンプアクション式散弾銃である。2015年のSHOTショーで初披露された。
ブルパップ散弾銃の先駆者としては既にモスバーグ500ブルパップを始め、トルベロ NS2000、ケルテック KSG、UTAS UTS-15などがあるが、それに加えて、ポンプアクション散弾銃二挺を左右並べて一挺にまとめた水平二連式散弾銃であることが本銃の最大の特徴である。
一度のポンプアクションで排莢と薬室へのシェルの装填が左右同時に行われ、一般的な水平二連式散弾銃同様、コッキング操作を挟まず、二本の銃身から右・左の順に計2回の発砲を行うことが可能である。排莢はレシーバー下方から行われ、左右で計二つの排莢孔はシェルの装填孔を兼ねる。
銃身は、拡散性の高い「Spreader」と集弾性の高い「Tru-choke」と2種の異なるチョークのものが標準で用意されている。ドアブリーチ用のスパイクタイプのコンペンセイターもオプションで販売されている。左右のチューブラーマガジンは、3インチシェル使用時でもそれぞれ最大7連発、計14発を装填できる。
銃身上部とフォアエンド下面にピカティニーレールを備え、固定のアイアンサイトを持たない。レールを介して各種照準器やアクセサリーが装着可能で、フォアエンドのレールにはフォアグリップが標準で設けられている。マグプル社のMOEアタッチメントポイントに対応したスロットもフォアエンドとレシーバー側面に用意されている。
グリップ上部には、AR15のようなセーフティレバーをアンビで備える。
レシーバーはアルミ合金、グリップやフォアエンドはポリマーを使用することで軽量化が図られている一方、ストックにはラバーパッドとデュアルリコイルスプリングが組み込まれており、連射の衝撃を大きく緩和する。
また、マニュアルのアドレスが埋め込まれたQRコードが銃本体に印刷されており、ユーザーはこれをスマートフォンで読み込むことでマニュアルを参照することができる。
非常にユニークな設計の本銃だが、高容量・高火力であるためか一部武装勢力にも流出しており、2016年にはハイチの武器密輸者のワゴンから押収されたケースが確認されている。
登場作品 | ジャンル | 使用者 | 備考 |
コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア | − | − | 項目参照 |
ターミネーター:ニュー・フェイト | 映画 | ダニエラ | カールの家での射撃練習で使用。 |
バトルフィールド 2042 | − | − | 項目参照 |
プレイヤーアンノウンズ バトルグラウンズ | − | − | 項目参照 |
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