クリントン政権下で制定された、1994年包括的犯罪防止法(Violent Crime Control and Law Enforcement Act of 1994)の条項の一つ。前年の1993年に相次いで起きた、サンフランシスコ弁護士事務所乱射事件(死者8名)と、ニューヨーク地下鉄乱射事件(死者5名、負傷者20名)を契機に制定された。
この規定で定義された「アサルトウェポン(assault weapon)」と、11発以上の装弾数を持つマガジンの、輸出用・軍用・法務機関用以外での製造・所持を禁止した。ただし発効日以前に製造された物に関しては、販売も所持も規制の対象外である。1994年9月13日より10年間のサンセット条項*1として発効し、2004年9月13日に期限を迎え失効。
具体的に指定されたもの(及びこれらの複製品)
・Norinco,Mitchell,Poly Technologies社のカラシニコフシリーズ全て
・IMI UZI,ガリル
・ベレッタ AR70(SC-70)
・コルト AR-15
・FN FAL,LAR,FNC
・SWD M-10,M-11,M-11/9,M-12(イングラム系列)
・ステアー AUG
・イントラテック TEC-9,TEC-DC9,TEC-22
・リボルバー式ショットガン(ストライカー12など)
着脱式マガジンを備えたセミオートのライフルのうち、下の特徴に2つ以上当てはまるもの
・フォールディング/テレスコピック・ストック?
・ピストルグリップ
・着剣装置
・フラッシュサプレッサー(フラッシュハイダー)、またはフラッシュサプレッサー取付け用のねじ山が切られたバレル
・グレネードランチャー(が装着可能な物)
着脱式マガジンを備えたセミオートのハンドガンのうち、下の特徴に2つ以上当てはまるもの
・グリップの外にマガジンが装着可能
・サプレッサーなどが装着出来るようにねじ山が切られたバレル
・手で握る事が出来るバレルシュラウド
・弾薬を抜いた重さが50オンス(約1417グラム)以上
・フルオート火器のセミオートバージョン
セミオートのショットガンのうち、下の特徴に2つ以上当てはまるもの
・フォールディング/テレスコピック・ストック?
・ピストルグリップ
・5発以上の装弾数
・着脱式マガジン
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