小隊

 

 元自衛官の作家、砂川文次の短編小説。第164回芥川賞候補作品。
 ロシア軍の北海道侵攻と、それを迎撃する自衛隊の戦闘を、自衛隊士官からの視点で描く。
 現代の日本社会と若者たちが戦後初めて直面する戦争の現実が、元自衛官の視点や多くの専門用語等からリアリティ溢れる描写で綴られるミリタリー小説となっている。
 2024年7月には小隊の10年後の世界を描く続編小説「越境」が出版された他、2024年8月から文春オンラインにてコミック版が短期連載されている。

 

小隊

2020年
文藝春秋,砂川文次
使用者銃器名備考
安達三尉89式小銃-
手りゅう弾終盤の戦闘で使用
白煙弾
陸上自衛隊
第5旅団第27普通科連隊隊員
89式小銃-
対戦車ミサイル-
LAM説明のみ登場
84
ロシア軍
第59独立自動車化狙撃旅団兵士
AK-

コミック版

2024年
文藝春秋,作画:柏葉比呂樹
原作:砂川文次
使用者銃器名備考
安達三尉89式小銃-
陸上自衛隊
第5旅団第27普通科連隊隊員
89式小銃-
9mm拳銃ホルスターに入れて携行
5.56機関銃MINIMI-
M2ブローニング96式装輪装甲車の車載銃
対戦車ミサイル
ロシア軍
第59独立自動車化狙撃旅団兵士
AK-12光学照準器付きの物と混在
-PKTT-90の砲塔車載火器

越境

2024年
文藝春秋,砂川文次
 

 2023年から24年にかけて雑誌「文學界」にて連載された長編小説。
 前作の「小隊」から10年後を舞台に、ロシア軍・自衛隊残党、マフィア、民兵、難民によって支配され無法地帯と化した北海道北部で、攻撃ヘリパイロットの主人公が安全地帯へ逃避行を続けるストーリーとなっている。

 
使用者銃器名備考
イリキ9mm機関けん銃護身火器として携行
AK民兵などから奪って使用
短機関銃警備隊の物を使用
フラッシュライト、光学照準器装着
山縣M24小銃自衛隊所属時から使用
9mm拳銃ホルスターに入れて携行
アンナAK-
民兵89式小銃-
AK-
対戦車ロケット-
警備隊員20式小銃-
短機関銃-
第2師団隊員89式小銃-
陸上自衛隊
支援飛行隊隊員
M2ブローニングCH-47のドアガン

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  • コミック版の方が銃器種類は豊富な感じですね、あと新たにでそうなのはドラグノフとかRPG−7とかロシア軍銃器かな? -- 2024-12-22 (日) 18:00:09
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Last-modified: 2024-10-31 (木) 13:23:47 (100d)