DTA SRS 【小銃(狙撃銃)】 †
アメリカのデザート・タクティカル・アームズ社(現Desert Tech社)が開発したブルパップ式ボルトアクション狙撃銃。SRSとは「Stealth Recon Scout」の略称。 各種口径にすばやくコンバージョン可能なことが売りで、シャーシ部はそのままに、銃身やボルト、マガジンの交換により.243 WIN、.308 WIN、.300 WIN MAG、.338 LM の4種の弾薬を使用可能。サイズはM4カービン並とコンパクトで携帯性に優れる。フォアエンドの四面にピカティニーレールを有し、各種アクセサリーを取り付けることにより、柔軟な対応ができるようになっている。 2013年には、使用可能な弾薬を追加した「SRS A1」というモデルに更新された。ただし、前述のSRSと構造上の違いは殆どない。また派生モデルとして「SRS A1 コバート」も登場している。対応口径は.308 WIN、.300 WIN MAG、.338 LMの3種のみだが、コバートの名のとおり隠匿性に優れた、携行性の高い短銃身モデルで、全長はMP5A2とほぼ同じである。 2019年には改良モデル「SRS-A2」が登場している。改良箇所は以下の通り。 DTA SRSは、2008年にジョージア(旧名:グルジア)の内務省に採用されたのを始めとして、タイ警察、サウジアラビア王室警備隊、チェコ陸軍など数ヶ国の警察や軍事組織などに採用されている。 なお本銃はドイツのブルパップ狙撃銃DSR-1に似ているが、両者に関連性は無い。
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