スタームルガー ブラックホーク / Sturm Ruger Blackhawk 【回転式拳銃】 †
※表の全長・重量の数値はあくまでも一例で、例えば同じブラックホークでも銃身長や口径によって違う
スタームルガーの代表的なシングルアクションリボルバー。ブラックホーク(オールドモデル)は1955年に、スーパーブラックホーク(オールドモデル)は1959年に発売された。
設計や構成はコルト SAAを基本としているものの、旧世代のSAAをそのままマグナム化することは、強度的にも安全面からも無理があった。そこでルガー社は新たにシングルアクションリボルバーとしては異例の安全機構を取り入れ、一部ではシリンダーのフルート(外側の溝)を省略するなどして、マグナム弾の発射にも十分耐えられるように各部の構造を強化。1973年に、ニューブラックホーク及びニュースーパーブラックホークとして完成させた。
後にダブルアクションのレッドホークも登場するが、ブラックホークも根強い人気で、現在も生産継続中。スチールの他、ステンレスモデルもラインナップされるなど、様々なバリエーションが用意されている。また、コンバーティブル(Convertible)という、シリンダーの交換で9mm×19や.45ACP弾などの自動拳銃弾を撃てるという珍しいモデルもある。
近年流行のカウボーイシューティングでは、高価なSAAよりもブラックホーク、あるいは同じルガー社の兄弟銃であるバケーロ(Vaquero)を愛用している者が多いという。
転載に関しては、転載元の転載規約に従って行ってください。