KBP 9A-91 / КБП 9А-91 【突撃銃】 †![]()
ロシア連邦のトゥーラ州にあるKBP開発局で設計された、コンパクトタイプの突撃銃。使用する9mm×39弾は、特殊狙撃銃VSSとともに設計された大口径低速(亜音速)弾で、弾体飛翔中の減音効率と殺傷力を両立させた特殊な弾薬である。このため、9A-91もサプレッサー装着時の減音効果が極めて高い。 内部機構はAK47などに見られるようなロングストローク-ガスピストン方式のガスオペレーション、銃本体もわずかにフォアエンドとグリップのみがポリマー製であるだけで、「ロシアらしい」簡素でシンプルな構造を持つ銃となっている。 9A-91は元々「A91」という新しいコンパクト・ウェポンの一バリエーションで、軍の後方部隊向けの自衛用火器、いわゆるPDWとして開発が進められていた。 KBPでは、この9A-91をもとに「VSK-94」という狙撃銃モデルが開発されている。同国のVSSの対抗馬として、より安価な火器として設計されており、銃身一体のサイレンサーとストックを備えたフォルムもVSSと酷似し、同様の特殊作戦用消音ライフルとなっている。
このページの画像はKBP Instrument Design Bureauから転載しています。
転載に関しては、転載元の転載規約に従って行ってください。
最新の10件を表示しています。 コメントページを参照
|