レミントン M1858 / Remington Model 1858 【回転式拳銃】 †
1860年から1875年まで、アメリカのレミントン・アームズ社で製造され、南北戦争で活躍したシングルアクション・パーカッション・リボルバー。耐久性に優れ、また素早いリロードが可能だったことから、当時の合衆国陸軍で余裕のある者は、支給されていたコルトアーミーよりも好んで本銃を手にした。 コルトのパーカッションリボルバーは前後に分解可能であったが、M1858はシリンダーをまたぐトップストラップによって、銃身からフレームまでを一体とした堅牢なソリッドフレームを構成し、優れた耐久性と精度を有していた。また、銃身下のローディングレバーを引き倒すだけで簡単にシャフトを抜いてシリンダーを外すことができたため、弾薬を装填済みのスペアシリンダーを携帯しておけば、再装填も容易かつ迅速に行えた。 M1858には3段階のモデルがある。極初期の「レミントン・ビールス・リボルバー」、改良された「“オールドモデル”アーミー(&ネイビー)」、そして最もよく知られ、また最も多く生産された「“ニューモデル”アーミー(&ネイビー)」である。なお、M1858の名は、本銃の元となったフォーダイス・ビールス氏の設計が特許を取得した年に由来する。
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