ドーン・オブ・ザ・デッド / Dawn of the Dead
2004年、アメリカ映画
監督:ザック・スナイダー
・ストーリー
アメリカ西海岸最北部に位置するワシントン州エベレット。この町の病院に勤めている看護師のアナ(サラ・ポーリー)は、夫のルイス(ジャスティン・ルイ)と平凡な生活を送っていた。
ある朝彼らの前に、近所に住むヴィヴィアン(ハンナ・ロックナー)が血まみれの状態で現れる。驚いたルイスはヴィヴィアンに駆け寄るが、突如首に噛み付かれてしまう。ルイスは首筋から大量の血を噴出し絶命。だが次の瞬間起き上がり、醜い形相でアナに襲い掛かってくる。
何とか逃げ遂せたアナは、無法地帯と化した町を車で脱出。途中、警察官のケネス(ヴィング・レイムス)と出会いあても無く歩いていると、マイケル(ジェイク・ウェーバー)、アンドレ(メキ・ファイファー)、ルダ(インナ・コロブキナ)の3人の生存者と出くわす。
彼らが言うには、この先の道は危険だから近くのショッピングモールに避難しようとのこと。その提案を受けて、5人の生存者は≪クロスローズ・モール≫へ足を踏み入れるのだった―――。
・作品解説
言わずと知れたゾンビ映画の金字塔『ゾンビ』のリメイク作品である映画。ショッピングモールに立て篭もるといった元の設定を踏襲してはいるが、前代未聞の走るゾンビを登場させている。
ゾンビ作品のお約束なのか、銃器はショットガンを使用しているシーンが多い。余談だが、ケネス役を演じたヴィング・レイムスはショットガンが気に入ったようで、撮影以外でも常に手放さなかったという。
監督のザック・スナイダーが、ホワイトハウス前でVIPを護衛するコマンド部隊員役でカメオ出演している。他にもオリジナル版でロジャー役を演じたスコット・H・ライニガーがパスター基地の司令官役、ピーター役を演じたケン・フォリーがテレビ宣教師役、暴走族役とゾンビ役を演じたトム・サヴィーニがケーヒル保安官役でそれぞれカメオ出演している。