リロイ・ジェームス・サリバン
Leroy James Sullivan

 アメリカの銃器設計者の一人。
 陸軍を除隊後、1957年にフェアチャイルドの銃器開発部門であるアーマライトに入社。そこで、ユージン・ストーナー氏らとAR15の開発を行った。
 アーマライトを退社後の1962年、キャデラック・ゲージ社でストーナー氏とアーマライト時代の同僚であるロバート・フレモント氏と共にモジュラー小銃の開発を行い、ストーナー M63を完成させた。
 1965年、スタームルガー社に入社。ビル・ルガー氏らと共にミニ14の設計に携わり、1968年にはM77を設計した。
 1978年、シンガポールのCIS社の要望で軽量かつコントロール可能な軽機関銃の設計を行い、1981年頃にウルティマックス100を完成させた。
 アメリカに帰国後の1983年、Beta社でCマグを設計した。
 
 80歳を超えた現在でも銃器開発に関わっている。近年ではシュアファイア社の協力のもと、大容量マガジンであるMAG5-60/MAG5-100の設計も行った。


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  • サリバン氏は一つのメーカーに長く勤めるということはしないお方らしく、この他にもチェーンガンの設計、ベレッタ社でのライフルの設計など数々の銃器の設計開発に関与しています。 -- 2018-09-30 (日) 13:09:50
  • ストーナー氏ほど目立たないが、実はほぼ互角の実力者ではないかとも思える人物。遂に記事が出来たんですね。最近だとアームウェスト社で、Ultimaxを更に強化したような「バレル変更のみで口径が変更可能」な驚異の軽量機関銃MGXを完成させていましたね。当然これも反動のないコンスタントリコイル設計の様子。 -- 2018-09-30 (日) 14:07:40
  • M4の改良案として、フルオート時にオープンボルト方式になるメカニズムやフルオートサイクルを600発以下に抑えるボルトの開発もしているそうです。AR15の開発に初期から関わった正に生き証人ですね。 -- 2018-09-30 (日) 15:49:14
  • MGXすごいですね。実際に片手で射撃している映像は違和感しか感じられませんでした。ttps://www.youtube.com/watch?v=FXzn27vFb5Q -- 2021-02-02 (火) 14:53:25
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Last-modified: 2018-09-30 (日) 12:49:46 (2033d)