| 全長 | 重量 | 口径 | 装弾数 | 発射形式 | 製造国 | 
| 894mm | 2.60kg | 9×39mm | 10/20/30 | S/F | ソビエト | 
1980年代末にソビエト連邦のデジニトクマッシ(TSNIITochmash)がスペツナズ等特殊部隊向けに開発した、銃身一体型の減音器を装備した狙撃銃(自動小銃)である。VSSとは“Винтовка Снайперская Специальная;Vintovka Snayperskaya Spetsialnaya(特殊狙撃銃)”の略字。コードネームのヴィントレス(Винторез;Vintorez)とは「糸鋸」のこと。
 AKシリーズに似たロングストローク・ガスピストン作動とロータリーボルトを備え、機関部の外観もAKを踏襲しているが、部品に互換性はない。撃発もハンマー式のAKと異なりストライカー式となっている。狙撃銃として設計されたが、先発のSVDと異なり汎用性を重視してフルオート機能が備えられている。セレクターはセイフティとは別に用意されており、トリガー後部に備えられたクロスボルト式のセレクターボタンによって切り替えを行う。
 また、非常用のバックアップサイトが銃ではなくサプレッサー側に装着されている点が特徴的である。
 当初、AK47との互換性を考慮して7.62×39mm口径となる予定だったが、超音速の飛翔体が放つ激しい衝撃波音を抑えるため低速な亜音速弾としながらもボディアーマーを着た完全武装の兵士を400mの距離から撃ち抜く、という要求性能を満たすため、9×39mmという特殊な弾薬となった。
 この9×39mm弾は高い効果を上げ、その後もこの弾薬を使用するアサルトライフルのASヴァルや、SR-3、9A91などが開発されている。
 旧ソ連時代には完成していたが、その本格的な運用が見られるのはソ連崩壊後のロシアからである。
 現在ではロシアの軍や法執行機関の特殊部隊で広く採用されているほか、アルメニアやベラルーシなどの旧共産圏でいくつか導入例が見られる。
| 登場作品 | ジャンル | 使用者 | 備考 | 
| Alliance of Valiant Arms | − | − | 項目参照 | 
| America's Army | ゲーム | テロリスト | − | 
| DARKER THAN BLACK -流星の双子-  | − | − | 項目参照 | 
| SOCOM: U.S. Navy SEALs | − | − | 項目参照 | 
| S.T.A.L.K.E.R. | − | − | 項目参照 | 
| アームド・アサルト | − | − | 項目参照 | 
| 青の祓魔師 | 漫画 | 奥村 雪男 | 第9巻 サイレンサー無し 通常の銃身  | 
| うぽって!! | − | − | 項目参照 | 
| ゴーストリコン アドバンスウォーファイター2 | − | − | 項目参照 | 
| ゴーストリコン フューチャーソルジャー | − | − | 項目参照 | 
| ストームゲート | 映画 | ロシア軍兵士 | − | 
| ソードアート・オンライン | − | − | 項目参照 | 
| バトルフィールド バッドカンパニー | − | − | 項目参照 | 
| バトルフィールド バッドカンパニー2 | − | − | 項目参照 | 
| ブラック・ラグーン | − | − | 項目参照 | 
| フルメタル・パニック! | − | − | 項目参照 | 
| プレイヤーアンノウンズ バトルグラウンズ | − | − | 項目参照 | 
| ペーパーマン | − | − | 項目参照 | 
| メタルギアソリッド4 | − | − | 項目参照 | 
| レインボーシックス | − | − | 項目参照 | 
最新の10件を表示しています。 コメントページを参照