デジニトクマッシ SR-3 "ヴィーフリ" / ЦНИИТочмаш СР-3 Вихрь 【突撃銃】 †
ロシアのデジニトクマッシが1994年に開発した小型突撃銃。"Вихрь"は、ロシア語で「旋風」の意。同社のASから発展したモデルで、ASやVSSと同じ9mm×39という特殊な弾薬を使っている。ロシア版シークレット・サービスである連邦警護庁(FSO)や連邦保安庁(FSB)などの法執行機関で使用されている。 外観上はASからサイレンサーを排し、ハンドガードを大型化、ストックをサイドスイングから本体上方へ折り畳む方式に変更した点が大きな違いとなっているが、操作系も大きくアレンジされた。ボルトキャリア右側にあったコッキングハンドルは、ハンドガード上部に移設され、これによりダストカバーを兼ねていた大型のマニュアルセイフティは、グリップを保持したまま親指で操作できるよう小型化、かつアンビ化されている。一方、レシーバー左サイドに設けられていた、各種光学サイトをマウントするロシア軍標準のダブテイルマウントが廃された。 一方、SR-3MはSR-3の派生型だが、操作系はASやVSSと同様のものに先祖返りしている。ダブテイルマウントが復活し、ストックもASヴァル同様のサイドスイング式のスケルトンストックとなったが、専用の着脱式サイレンサーと折畳式バーチカルフォアグリップなどが追加された。
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