スペンサー M1860 / Spencer Model 1860 【小銃】 †
M1860は、1860年にクリストファー・スペンサーが設計したレバーアクションライフルである。日本では「スペンサー銃」の名前で知られる。フルサイズのライフルと、スペンサーカービンと呼ばれる短銃身モデルが存在する。 スペンサーのレバーアクションは、ウィンチェスターのそれとは異なりコッキングは行われず、手動でハンマーを起こす必要がある。チューブラーマガジンはバットストック部に内蔵されており、弾の後ろからスプリングロッドを挿入することで蓋をする。装填時には、このスプリングロッドを一度引き抜いてから後部の穴から1発ずつ装填し、その後スプリングロッドを戻す。 南北戦争時に北軍に採用され、主に騎兵隊が使用していた。南北戦争後に日本でも輸入されて戊辰戦争で使用されたが、高価なこともあって他の輸入銃に比べてその数は多くはない。
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