ケル・テック P50 / Kel-Tec P50 【自動拳銃】

ケル・テック P50
全長重量口径装弾数製造国
380mm1.43kg5.7mm×2850アメリカ

 アメリカのケル・テック社が2021年に開発したP90マガジンを使用する自動拳銃
 ベルト給弾式機関銃のフィードカバーのようなアッパーレシーバーとロワーレシーバーで構成され、P90用マガジンがその間に挟まる。マガジンの関係上、全長38cmと拳銃と呼ぶにはいささか大柄なサイズとなっているが、重量は樹脂部品の多用により1.43kgに留まっている。

 マガジンの装着は銃尾のレバーを押し下げることでアッパーレシーバーが銃口側を支点にブレイクオープンし、ロワーレシーバーにマガジンをP90とは上下逆(マガジンリップを上向き)に置き、アッパーレシーバーを閉じることで行う。

 アッパーレシーバーにはAR15ライクなチャージングハンドルと、オープンサイトが彫られたピカティニーレールを備える。なお、作動機構はストレートブローバックとなっているが、P90の横幅の広いマガジン構造を活かし、バレルを中心としたその周りにボルトと2本のリコイルスプリングが配置されている。銃身はP90より僅かに短い9.6インチで、銃口部にはネジが切られ、無加工で各種マズルデバイスが装備可能。
 ロワーレシーバーにはフォアエンドと、フラッシュライト類の装備を前提としたも短めのピカティニーレールが備えられている。ロワーレシーバーの後端にはブレイクオープン用のレバー及びQDタイプのスリングスイベルポイントが配された。

 ケル・テック社としては要人警護火器として宣伝している。実際、スリングで吊り下げた際は通常の箱型マガジンを使用する短機関銃と比べ隠匿携行に適している。

 グリップ下部から伸びるフォールディング式ストックと銃身長16.1インチバレルを装備したライフルモデルの「R50」もラインナップされている。

 
登場作品ジャンル使用者備考
コール オブ デューティ モダン・ウォーフェアIII項目参照
ドールズフロントライン項目参照
バトルフィールド 2042項目参照

このページの画像はケル・テック社から転載しています。
転載に関しては、転載元の転載規約に従って行ってください。


最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • 作成乙です、ケル・テック社は独創的な銃が多いな。 -- 2024-07-25 (木) 23:50:20
お名前:


トップ   編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2024-10-14 (月) 16:30:45 (159d)