NEEDLESS / ニードレス
第三次世界大戦後の日本。敵国から投下された新型爆弾は、東京を始めとする各都市に巨大な荒地を作り出した。その汚染された爆心地は“ブラックスポット”と呼ばれ、巨大な壁によって非汚染区域のシティから隔離されることになる。
このブラックスポットには法律も警察も存在せず、次第に戦争難民や犯罪者などで溢れかえる場となった。その後汚染地域であるが故か、特殊能力に目覚める者が現れる。当初シティの住民は彼らを不要者扱いしていたが、摩訶不思議な力を駆使する姿を見るや、畏怖の念を込めてニードレスと呼ぶようになる―――
漫画版
NEEDLESS
2003年〜、ウルトラジャンプ連載中
著者:今井 神
・ストーリー
ブラックスポットに進出する新鋭製薬会社シメオン。ニードレス狩りを強行するシメオン製薬を叩くべく、BS解放軍は総帥アダム・アークライトに奇襲をかけるが返り討ちに合い全滅してしまう。
命からがらその場を離れた解放軍の一員クルス・シルトは下水道に逃げ込むが、シメオン製薬の自立型ロボット・テスタメントに追い詰められてしまう。しかし突如現れた謎の神父アダム・ブレイドの助けにより、九死に一生を得ることに。
負傷した神父を担いでさびれた教会を訪れたクルスは、そこでブレイドの友人であるイブ・ノイシュヴァンシュタインとギド博士と出会う。そして紆余曲折を経て、共通の敵であるシメオン製薬に立ち向かうことになるのだった―――
NEEDLESS ZERO
2001〜2003年、ウルトラジャンプ掲載
著者:今井 神
・作品解説
ウルトラジャンプに掲載された『NEEDLESS』の読み切りシリーズをまとめた作品。本編の後日談や、ブレイドの過去話などが収録されている。
NEEDLESS ZERO II*1
2005〜2007年、ウルトラジャンプ付録小冊子
著者:今井 神
・作品解説
ウルトラジャンプ付録の小冊子『NEEDLESS外伝』に収録されているエピソード集。いくつかの話は、アニメ版でも描かれている。
アニメ版
NEEDLESS
2009年
監督:迫井 政行、アニメーション制作:マッドハウス
・作品解説
基本的には原作準拠だが、残酷描写がかなり抑えられている。