ダネル PAW-20 “ネオパップ” / Denel PAW-20 "Neopup" 【自動式擲弾発射器】 †![]()
PAW-20(Personal Assault Weapon, 20mm)は、南アフリカのGemaco Elbree社に在籍するトニー・ネオフィートゥが1999年に設計した、20mm口径のセミオートグレネードランチャーで、製造は同国のダネル社が行っている。対人・対軽装甲車両/建造物を目的として開発された。一部メディアで“新型アサルトライフル”と紹介されたことがあるが、明らかに間違い。 左利き射手の使用を想定していないレシーバー右側面のピストルグリップや、射手の顔に近いレシーバー左側面の排莢孔など、一風変わったレイアウトを持っている。作動方式はガスオペレーションだが、発砲時には反動軽減のため、バレル/ハンドガード/ボルトグループがリコイル作動よろしく後退する駐退機構を備える。 ネオパップの20mm擲弾は専用に開発されたもので、弾頭長は105mm、薬莢は機関砲用のものを42mmに短縮したストレートケース。弾頭の種類は、HE-I弾(High Explosive Incendiary:炸裂焼夷弾)/SAPHEI弾(Semi-Armor Piercing High Explosive Incendiary: 徹甲炸裂焼夷弾)/APC弾(Armor Piercing Capped:徹甲弾)で、全て弾頭信管である。またドアブリーチングや、専用の訓練弾・曳光訓練弾など、非殺傷目的にも使用できる。 運用方法が似ていることから、アメリカ陸軍が使用しているXM25とはライバルのように見做す向きもある。 最新の10件を表示しています。 コメントページを参照
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