MKEK JNG-90 【小銃】 †
JNG-90は、トルコの国有メーカーであるMKEK(Makina ve Kimya Endüstrisi Kurumu:機械・化学工業会社)が2004年から2008年にかけて開発したボルトアクション狙撃銃である。メーカーカタログでは"7.62mm BORA-12"とも呼称されている。 MKEKによると、西側諸国の同クラスの狙撃銃に優るとも劣らない、100mで0.3MOAという命中精度を発揮するとしている。その他のメーカー公称値としては、銃口初速860m/秒、最大射程1200メートルなど。 本体はフリーフローティングバレルとピカティニーレール一体式のアルミ合金製のレシーバーを持ち、着脱式のボックスマガジンによって給弾する。ストックはポリマー製でピストルグリップと調節可能なバットプレートとチークピースを装備する。銃口部には上部にピカティニーレールを備えたマズルデバイスが装備されており、比較的大型のマズルブレーキと一体となっている。フォアエンドはストックやレシーバーとは別体のアルミ合金製で、四面にピカティニーレールを有し*1、下部にバイポッド、上部に各種光学照準機器を着脱する事ができる。固定のアイアンサイトは無く、上掲写真のようにレールを介して折り畳み式サイトを任意に着脱する設計である。 トルコ軍に供給されている他に輸出も行われており、アゼルバイジャン軍やパキスタン軍等でも使用されている。
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