ラッキーナンバー7 / Lucky Number Slevin †
2006年、アメリカ映画
監督:ポール・マクギガン
・ストーリー
職は失う、恋人は浮気、自宅アパートは解体という、史上最悪な不幸に見舞われた青年スレヴン・ケレブラ(ジョシュ・ハートネット)。途方に暮れた彼は、友人のニックを頼るためニューヨークを訪れる。何とかニックのアパートに着くと、そこに彼の姿はなかった。
部屋で友人の帰りを待っているとそこにギャングが現れ、「ボスの所へ連れて行く」と告げられ連行されてしまう。不幸なことにスレヴンはニックと勘違いされてしまったのだ。
街を牛耳るボス(モーガン・フリーマン)の前に突き出されたスレヴンは、そこで身に覚えのない借金の返済を求められる。するとボスは借金をチャラにする条件として、敵対するユダヤ系ギャング ラビ(ベン・キングズレー)の息子を殺せという話を持ちかける。実は数日前、ボスの息子が、ラビの手下に殺される事件があったのだ。
返事は保留し帰途に着いたスレヴンだったが、今度はラビの手下に連行されてしまう。何とここでも借金をしていることが判明し、両方の組織から目を付けられることになったスレヴン。
そして時を同じくして現れたプロの殺し屋Mr. グッドキャット(ブルース・ウィリス)。この殺し屋は暗殺の依頼を請けて街にやってきたのだが、その依頼主は何と両方の組織からだったのだ―――。