エースコンバット シリーズ / ACE COMBAT SERIES

1995〜,Bandai Namco Games

 ナムコ(現:バンダイナムコゲームス)が開発・発売しているフライト・シューティングゲーム。
 
 実在の軍用機が多く登場し、かつ操作性等の要素をシューティングゲームとして簡略化を図り、フライトシミュレーションが苦手なライトゲーマー層にも遊びやすいなどといった点が主に評価されている。
 フライトシューティングというジャンルでは、日本国内において最も成功しているタイトルと言える。

 機体に搭載される兵装の弾数が多すぎるなど現実から逸脱した部分が多いが、これは本作が「シミュレーション」ではなく、あくまで「シューティングゲーム」だからである。
 尚、前述の通り実在の航空機及び兵器が登場するが、ゲーム中舞台となる国家や大陸は一応のモデルは存在するものの、すべてフィクションである。
 シリーズの一部では実在の大陸や国家、組織が登場するが当然ながらフィクションであり、一切関係はない。

 また、航空自衛隊、ダッソー社、アメリカ空軍が製作協力している。
 04以降は西側のみだが実機を製造している会社から使用許諾を受けており、実在の名称がゲーム中に登場している。

エースコンバット04 シャッタードスカイ (ACE COMBAT 04:Shattered Skies)

2001年 / PS2

 プラットフォームをPS2に移したシリーズ4作目。
 大幅なグラフィックスの向上が図られた。
 現在はこの作品での基本システムが元になっている。
 ゲームコンセプトは"IT'S CHANGING EVERYTHING AGAIN"(すべてが変わる、再び)。
 EU版のタイトルはAce Combat: Distant Thunder。

使用者火器名搭載機・備考
少年ガバメント風拳銃ムービー中に登場
デトニクス コンバットマスターに似ている?
酔ったエルジア軍兵士から拝借した物
エルジア軍兵士USSR AK47ムービー中に登場
H&K MP5ムービー中に同銃らしき銃口部が確認できる
イジェマッシュ SV-98公式Webページ内「Usea News」
Usea Today Special "THE DAYS OF SHATTERED SKIES"に登場

エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー (ACE COMBAT 5:The Unsung War)

2004年 / PS2

 PS2での2作目。
 ゲームコンセプトは"Nothing Else Comes Close."(エースには誰も追いつけない)。
 今作では2Pとの対戦モードが無い代わりにブレイズを主人公とするキャンペーンモードと前作04の続編でメビウス1を操作するアーケードモードの2種のゲームモードがある。
 EU版タイトルはAce Combat: Squadron Leader。

使用者火器名搭載機・備考
ケイ・ナガセ(エッジ)ベレッタ M92正確にはこの銃をベースとしたオリジナル、デザインが微妙に異なる
ムービー中に登場
発砲無し
サンド島基地司令官 オーソン・ペロー大佐ベレッタ M92正確にはこの銃をベースとしたオリジナル、デザインが微妙に異なる
ムービー中に使用
全弾発砲
サンド島基地警備兵コルト AR15A2ムービー中に登場
兵士コルト AR15「15年前」のムービー中に登場
伏射
 

エースコンバット・ゼロ ザ・ベルカン・ウォー (ACE COMBAT ZERO:The Belkan War)

2005年 / PS2

 前作「5」の15年前にあった戦争、という設定の下で発売されたタイトル。
 ゲームコンセプトは"New Blood, New Battles."(新たなる血、新たなる戦い)。

 基本的に前作のシステムを継続・強化という形を取っている。
 2Pとの対戦モードが復活している。

使用者火器名搭載機・備考
ラリー・フォルク(Pixy)USSR AK47ムービー中で所持
発砲無し
ベルカ陸軍
第8機甲師団第3歩兵部隊
トーラー・フント隊
DNAG パンツァーファウストIII公式Webページ内「World News / ある兵士の記録」の中で登場
H&K G3
USSR RPG7
 

エースコンバットX スカイズ・オブ・デセプション (ACE COMBAT X:Skies of Deception)

2006年 / PSP

 携帯ゲーム機であるPSP向けに開発されたタイトル。
 携帯機初と思われがちだが、実際には既に海外で「ACE COMBAT ADVANCE」(GBA)が発売された経歴がある。
 ゲームコンセプトは、"The Dawn of a New Chronicle"(新たなる歴史の夜明け)。

使用者火器名搭載機・備考
レサス民主共和国軍兵USSR AK47
USSR RPG7対空射撃に使用
オーレリア連邦共和国兵コルト AR15

エースコンバット6 解放への戦火 (ACE COMBAT 6:Fires of Liberation)

2007年 / Xbox360

 次世代機であるXbox360にプラットフォームを移し、ナンバリングタイトルでは初めてプレイステーション以外で出た作品。
 ゲームコンセプトは"The Next Generation of Aces"(エース達の新時代)。

 グラフィックスを大幅に強化し、マップ上に存在するオブジェクトの数も増加。「大戦場」を演出している。

 シリーズで初めてオンライン対戦及び協力モードが実装された。

使用者火器名搭載機・備考
エメリア人パルチザンシグ SG540ムービー中に登場
ジャムを起こす
ブローニング M2ムービー中に登場
テクニカル(武装ピックアップトラック)に搭載
A-10Aに対して発砲
エストバキア軍兵士H&K G36ムービー中に登場
発砲無し

エースコンバットX2 ジョイント・アサルト (ACE COMBAT X2:JOINT ASSAULT)

2010年 / PSP

 ゲームコンセプトは、"Unite as one, fly over reality."(一つに団結し、現実の空を飛べ)。

 シリーズで初めて現実世界を舞台とし、レシプロ戦闘機やジェット旅客機の操作、通常ミッションでのCO-OPを実現している。
 主人公達は民間軍事会社「マーティネズ・セキュリティー社」に所属している。
 海外版タイトルはACE COMBAT JOINT ASSAULT。

使用者火器名搭載機・備考
アンドレ・オリビエリワルサー PPK
陸上自衛隊員豊和工業 89式小銃ムービーにて所持
発砲なし
ヴァラヒア兵USSR AK74発砲なし
USSR RPG7*1対空射撃に使用

エースコンバット アサルト・ホライゾン (ACE COMBAT Assault Horizon)

2011年 / PS3 / Xbox360 / WindowsPC

 ゲームコンセプトは"Rebirth"(再生)。
 次世代機によるグラフィックスの大幅な強化を受け、ダメージ箇所に応じた機体の損傷、破壊対象物以外の建築物の破壊等を実現している。
 再生の名の通りゲームシステムそのものも大幅に変更されている*2
 シリーズ初のマルチプラットフォーム、実在軍実在基地所属兵士の操作、複数のキャラクターの操作、ガンシップオペレータやドアガナーの操作、爆撃機や回転翼機での戦闘等を実現する。
 またシナリオに外部の作家を起用している。
 過去のシリーズに登場していた架空機や超兵器は本編では登場しない(DLC等では登場)。
 後にシナリオに参加した軍事作家のJim DeFeliceによる前日譚のThe Last Aceという小説が発売されている。

使用者火器名搭載機・備考
U.S. ARMY "NORMAD SQUADRON"(ガンズ*3)GE M134MH-60 ドアガン
アメリカ陸軍兵コルト M4-
ブラボー隊(デルタフォース)コルト M4AN/PEQ-2レーザーサイト
ACOGスコープ装着
ハンマー隊(NAVYSEALs)H&K MP5A3タクティカルライト装着
反政府軍/NRF(新ロシア連邦)兵士
ブラトノイ*4構成員
USSR RPG7表記は「RPG」
AK系アサルトライフル詳細不明
GD FIM92表記は「SAM」
IFFアンテナの形状で確認可
USSR NSVテクニカル(武装ピックアップトラック)に搭載
セトメライフルムービー中、モスクワにて所持
アメリカ陸軍兵*5コルト M4ACOGスコープ装着
RAS仕様
USSR RPG7発砲なし

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  • IMGDBでは7の火器はMk.18とP250とのこと。少なくとも後者は明度を上げた画像ではP250(あるいはP320)に見えます -- 2019-05-20 (月) 12:57:30
お名前:

*1 何故か誘導する
*2 本来はエースコンバットシリーズから派生した別ゲームとして製作されていた
*3 アフリカとドバイで同一人物かは不明
*4 ロシアの犯罪組織
*5 海外公式サイト動画AIM HIGHER!

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