グレンデル SRT / Grendel SRT 【小銃(狙撃銃)】 †
SRT(Sniper Rifle Tactical)は、軍・法執行機関向けに開発された、ボルトアクション式狙撃銃である。アメリカの旧グレンデル社(現在のケル・テック社)が1985年に設計・開発し、1986〜1990年に製造を行っていた。 コンセプトは小型・軽量で携行し易い狙撃銃。ボルトアクション機構は、フィンランドのサコー社製「AII/L579ライフル」の流用だが、ストックをはじめ主要箇所をポリマー部品で構成しているため、大幅な軽量化を実現している。また、バットストックは、内部のスクリューを緩めて固定を解き下側へ折り畳むことができ、携行しやすいコンパクトなサイズとすることができた。ただし設計上、折り畳んでの発砲は想定しておらず、ストックを折り畳むとトリガー/トリガーガードを塞ぐ構造となっている。 有効射程距離は700mだが、亜音速弾使用時には300mとなる。マガジンは着脱式のポリマー製で9連発である。
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