ワイルド・ギース / The Wild Geese †1978年、イギリス映画
監督:アンドリュー・V・マクラグレン
・ストーリー 高額の報酬を支払うことを条件にアレンは依頼を許諾し、マターソンの使いに旧友であり、優秀な作戦参謀であるレイファー・ヤンダース(リチャード・ハリス)と航空機操縦のプロであるショーン・フィン(ロジャー・ムーア)の二人の傭兵仲間を探すように依頼。今は画商の仕事をしながら一人息子と平穏に暮らしていたレイファーと、麻薬の運搬をやらされたことに激怒してマフィアの幹部を殺害し追われる身となっていたショーンの二人をなんとか引き入れたアレンはその他の傭兵らを集める。 元南アフリカ国境保安警察官でアフリカの地理内情に詳しく、クロスボウガンの扱いに長けるピーター・クエジー(ハーディ・クリューガー)。かつて軍でアレンの部下であり、兵の訓練教官であった退役軍人のサンディ・ヤング(ジャック・ワトソン)。元空挺部隊隊員のトッシュ・ドナルドソン(イアン・ユール)。散髪代すら払えない貧困に我慢できず一人1万ドルという高額報酬目当てに志願したアフリカ系のジェシー・ブレイク(ジョン・カニ)。元高地連隊所属のジョック・マクタガード(ロナルド・フレイザー)。元衛生兵で医者のアーサー・ウィッティ(ケニス・グリフィス)。他総勢50名が集まった。 サンディの指示のもとで部隊の訓練が行われたのち、12月25日のクリスマスに作戦が実行される。アレンら50名は輸送機より、パラシュート降下。リンバニが囚われていた兵舎を襲撃し、見事救出に成功する。しかし、彼らが撤収地点へ向かうとやってきた輸送機は彼らを残して飛び去ってしまう。 実はマターソンはエンドファ将軍らと銅山の所有権の交渉を同時に勧めており、アレンらの作戦はあくまで交渉が上手くいかなかった時の彼にとっての二次手段であった。アレンらが救出作戦を実行している間にその交渉が成立。マターソンにとってその時点でリンバニは不要になり、アレンらに払う高額の報酬も無駄になるため、そのまま置き去りにすることにしたのだった。 こうしてアフリカの大地に取り残されたアレンら50名の傭兵とリンバニはエンドファ将軍率いる部隊の追撃を受けながら決死の逃避行を始める・・・。 ・作品解説 本作では大量のFN FAL自動小銃が登場するが、数を揃える為か様々なモデルが登場(民間モデルからイギリス軍のL1A1まで)している。本項ではすべてFALで統一している。
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