ブルーサンダー / BLUE TUNDER †
1982年、アメリカ映画
監督:ジョン・バダム
・ストーリー
元ベトナム帰還兵で、現在はロス市警の航空課に勤務するフランク・マーフィーは、ある夜新人のライマングッドとのヘリコプターでのパトロール中に事件発生の連絡を受け現場に急行する。
犯人の男たちは警官に射殺されるが、被害者であるダイアナ・マクリーニー都市犯罪特別局長も流れ弾を浴びて死亡する。
現場に向かう途中でナンバープレートのない不審車を目撃したことで事件に疑問を抱いたマーフィーは、夜中に事件現場を調べTHOR(ソア) という謎の言葉が書かれた紙を発見するが、その時緊急の呼び出しを食らう。
それは特別任務としてロスアンゼルスオリンピックのために500万ドルの費用をかけた新型戦術ヘリコプター・ブルーサンダーのテスト飛行をロス上空で行う事だった。マーフィーはベトナム戦争での経験を買われロス市警から指名を受けたのだった。
その性能は、100倍ズームレンズのテレビカメラ、3000ルックスのサーチライト、赤外線フィルター照準システム、700m先のネズミの屁も聞き取れるほどの外部収音マイク二本付きのオーディオを搭載し、コンピューター・バンク*1に接続可能、宙返りや無音飛行(ウィスパー・モード)も可能で、ハリソン5段階ヘルメットで見た物を機首の20mmエレクトリック・キャノンで射撃可能、メモリー・バンクに入れた3/4インチ・ビデオテープ三巻に録画した物を保存可能という驚異的なものだった。
夜にライマングッドと共にテスト飛行を行う中、いつものように悪戯心を起こした二人はその機能を使って覗きなどのいたずらを始めるがそれが元で偶然にもマクリーニー事件も絡んだTHOR(ソア)計画の事を知ってしまう…