クロウ/飛翔伝説 / The Crow
1994年、アメリカ映画
監督:アレックス・プロヤス
・ストーリー
ロック青年・エリック(ブランドン・リー)と恋人のサラ(ロシェル・デイヴィス)は、ハロウィンの夜に押し入ってきた不良に殺されてしまう。
この世に悔いを残したエリックの魂は成仏することはなく、冥界の使者であるカラスによって、不死身の存在“クロウ”として蘇る。自分と恋人を死に追いやった者たちに復讐を果たすため、行動を開始するエリックであった―――
・作品解説
原作はジェームズ・オバーによるコミック『The Crow』。続編として『クロウ2(原題 The Crow: City of Angels)』、『クロウ 〜復讐の翼〜(原題 The Crow: Salvation)』、『クロウ/真・飛翔伝説(原題 The Crow: Wicked Prayer)』、TVドラマ版『The Crow: Stairway to Heaven』が製作されている。
一作目でエリック/クロウ役を演じたブランドン・リー(ブルース・リーの息子)は、撮影中の事故で死亡したため、彼の遺作となった。マイケル・マッシー演じるファンボーイに、ブランドンが銃(M629)で撃たれるシーンを撮影中、何故か実弾が込められた拳銃が使用されていたため、ブランドンは.44口径の銃弾を浴びて死亡してしまう。
しかし、空砲では実弾を発射することは不可能である。ブランドンの死は公には事故死とされているが、何者かによる暗殺説も囁かれている。