スミス&ウェッソン M945 / S&W Model 945 【自動拳銃】 †
銃身長 | 全長 | 重量 | 口径 | 装弾数 | 製造国 |
5in | 225mm | 1162g | .45 ACP | 8+1 | アメリカ |
1997年に、S&Wのカスタム部門「パフォーマンスセンター」が製作した.45口径自動拳銃。4506のスライドと、1911系そのままのトリガーアクションを持つフレームとを組み合わせたカスタムモデルである。
ガバメントコピーの一種と言えるが、後年のSW1911と異なり、両者にパーツの互換性はない。スライドリリースレバーやマガジンリリースボタンなどにS&Wの意匠そのままの部品が盛り込まれ、バレルブッシングやエキストラクターなどに独自の改良がなされている。単なるコピーに留まらない、総合的にもカスタムモデルならではの高精度な銃となっている。
ライバル会社のコピーとあって、1998年に発表された当初は賛否両論あったものの、結果として市場では大きな成功を収めた。価格も約2000ドル(実売は約1600ドル?)と非常に高価ながら、売れ行きは好調だった。2011年までは39系の数少ない商品ラインナップとして生き残っていたが、2012年1月現在は販売終了となっている。
スライドの前後に鱗状のセレーションを設けたものがベーシックなモデルだが、カスタムメーカーの製品とあって、製造ロットやオーダーごとに様々な仕様のパーツが見られる。
5インチのバレルを持つフルサイズのほか、4インチバレルのセミコンパクト(コンパクト)、3-3/4インチのコンパクト(サブコンパクト)モデルが存在する。
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