遊星からの物体X / The Thing
映画
遊星よりの物体X (原題:THE THING from another world!)
1951年、アメリカ映画
監督:クリスティアン・ネイビィ
・ストーリー
11月1日午後6時15分、北極にあるアメリカ軍基地付近に謎の飛行物体が墜落。調査の為に派遣されたパトリック・ヘンドリー空軍大尉たちは基地で会議をしていた科学者グループと共に墜落現場で氷漬けとなっていた異星人を回収し基地へと運ぶ。しかし電気毛布の熱で氷が解け異星人が復活。仲間を増やすために栄養源である動物の血液を求め暴れまわる―――
・作品解説
ジョン・W・キャンベル・ジュニアのSF小説『影が行く』(原題『Who Goes There?』)の最初の映画化作品。当時の特撮技術の関係から本作では原作のあらゆる生物に変身可能という能力が変更され人間型の植物系異星人という設定になっている。
遊星からの物体X (原題:The Thing)
1982年、アメリカ映画
監督:ジョン・カーペンター
・ストーリー
アメリカ南極観測隊基地にノルウェー観測隊のヘリがやってくる。何故か犬を銃撃する彼らは見境なしに発砲するため、やむを得ず射殺することに。その後、救助のためノルウェー観測基地へ向かうが、隊員は全員死亡していた。基地の外で焼け焦げた“何か”を発見した彼らは、それを自分たちの基地へ持ち帰る。
一方基地内では、ノルウェー観測隊に追い回されていた犬を媒介として、エイリアンによる侵略活動が着々と進行していた―――
・作品解説
『影が行く』の二度目の映画化作品。特撮技術の進歩により再現された他の生物と同化するエイリアンのグロテスクな造形でカルト的人気を誇り、現在ではSFホラー映画の傑作とされる。
遊星からの物体X ファーストコンタクト (原題:The Thing)
2011年、アメリカ映画
監督:マシーズ・ヴァン・ヘイニンゲン・Jr.
・作品解説
前作では描かれなかった、ノルウェー基地で起きた事件に焦点を当てた続編。
ゲーム版
遊星からの物体X episodeII (原題:The Thing)
2002年
制作:Computer Artworks、発売:VU Games(北米)、コナミ(日本)
プラットフォーム:PS2/Xbox/PC
・作品解説
映画の続編として発売されたゲーム作品。連絡を絶った南極観測隊を調査するために送り込まれた米軍兵士を操作する。