・概要
Wiiで発売されたFPS。開発はフランスのUBIソフト。
Wiiリモコンを刀に見立てて戦うチャンバラパートが節目に挿入されている。FPSパートではWiiリモコンは画面内の銃と連動し、横撃ちも可能。空港の警備員があまり一般的ではないMP412を持っていたり、ヤクザが自衛隊の89式小銃を持っていたりと、銃器のチョイスは独特である。
ヤクザの話す片言の日本語や、中華風と和風が入り混じった東京の町並みなど、「外国から見た間違った日本」といった雰囲気を持つが、序盤のアメリカステージでラッパー風の太った黒人男性がバットを持って襲ってきたりと、日本だけでなくアメリカも勘違いしている節が見られる(メーカーのUBIソフトはフランスの会社である)。
集中力によって体感的な時間の速度を遅くして、敵の動きを止めて攻撃できるフリーズショットや「降参した敵を見逃す」「無駄弾を使わない」などスマートな戦い方をすると、『侍ポイント』が貯まり新しい技を習得できるなどのシステムが特徴。
日本でのイメージキャラクターは俳優の松田龍平を起用。ちなみに本作には佐藤組というヤクザが登場するが、松田龍平の父、松田優作は映画『ブラックレイン』で佐藤というヤクザを演じていた(『ブラックレイン』も他の映画ほどでないにしろ、"日本を勘違いした映画"と言われている)。
・ストーリー
主人公スコットはロサンゼルスのホテルで婚約者のミユの父・佐藤と初めて会う予定だったが、そこへ謎の武装集団が現れてミユをさらっていく。
佐藤は実は自分が日本の巨大ヤクザ組織"佐藤組"の組長で、あの武装集団は佐藤組に代々伝わる名刀『刀霧』を狙った敵対ヤクザ組織だろうと話す。
スコットはミユを救い出すという決意を胸に、単身東京へ渡る。
銃器名(作中の名称) | 銃種 | 備考 |
P99 | 自動式拳銃 | − |
COLT45 | 装弾数20発 | |
M40 | 装弾数16発 | |
MP412 | 回転式拳銃 | − |
UZI | 短機関銃 | 装弾数45発 3点バーストとフルオートのみ |
MP7 | 装弾数45発 ストック?、フォアグリップ使用せず | |
BENELLI | 散弾銃 | 装弾数6発 普段はポンプアクション、フリーズショット時はセミオート |
TYPE12 | 使用中はドラムマガジン、床に落ちているときは箱型マガジン | |
SCAR | 突撃銃 | − |
TYPE89 | 3点バーストとフルオートのみ | |
SNIPER | 狙撃銃 | 型式不明ボルトアクションライフル スコープ付き、ストレートプル?、マガジン装填式、装弾数25発 |
グレネード | 手榴弾 | 銃とは別に6個持てる MK3A2手榴弾のような缶型 |
Wiiリモコンの機能を高めるWiiモーションプラス専用ソフトである。ヤクザと戦う前作と違い、西部劇と日本が融合した世界観になっている。
戦闘は刀を使った接近戦が中心になり、銃は種類が少なくなっている。その代わりお金を使って「いらない部品を外して連射力を上げる」「部品を良いものに換える」など、銃のパワーアップが可能となっている。
銃器名 | 銃種 | 備考 |
357ロングアーム | 回転式拳銃 | 7連発(実際の装弾数は8発)の中折れ式リボルバー ファニングで発射 パスワード入力で他の武器と変更される |
ツインバレル | 散弾銃 | ソードオフ二連式散弾銃 |
42-SDサイドワインダー | 小銃 | レバーアクション式(作中の解説ではボルトアクション) 右装填、左排莢、ランダルカスタム |
ジョニーガン | 短機関銃 | トミーガンがモデルと思われる ドラムマガジン 2点バーストかフルオートのみ |
タタロー | 自動式拳銃 | ペインが使用している 主人公はパスワード入力でのみ使用可能 |
バラクーダ | シンジローが使用している 主人公はパスワード入力でのみ使用可能 | |
ガトリングガン(名称不明) | 機関銃 | カタカラチェーンガンナーが使用、シールド付き ムービーシーンではシンジローも使用 プレイヤーは使用不可 |
オートオードナンス トンプソン | カタカラが使用、プレイヤーは使用不可 | |
ウィンチェスター M1873 | 小銃 | ムービーシーンでジャッド(保安官)が使用 |
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