バレットタイム / Bullet time † 日本では「バレットタイム」と表記されることが多いが、発音的には「ブリットタイム」が正しい。 バレットタイムは様々な映画やゲーム、アニメなどのメディアに取り入れられており、その代表格であるのが、映画『マトリックス』とゲーム『マックス ペイン』であろう。 フォーカス (『マトリックス』) マトリックスは現実世界ではなく仮想空間(電子空間)が舞台なので、個々人の精神力が高さが、バレットタイムを使いこなす重要な要因となる。 バレットドッジ & シュートドッジ (『マックス ペイン』) 主人公マックスの特殊能力は、脳内アドレナリンを分泌し全身の血管にめぐらせて異常なまでの集中力を発揮させること(鎮痛剤《ペインキラー》を打つことでアドレナリン効果を得ている、という説もある)。*1そのことで周りの動きがスローに見え、弾丸の軌道を視認したり、先制攻撃や緊急回避をすることが可能となる。 一作目では、発動中はマックスの動きも遅くなるが、二作目ではスローダウンした時間のなかでも普通のスピードで動くことができる。また、再装填時間も短縮されるため、ソードオフショットガンのような少弾数で装填の遅い武器でも使い方次第で活躍させることが可能。さらに一定時間のうちに敵を連続で倒せば、「バレットタイムコンボ」の恩恵でマックスのスピードが一段と加速され、後続の敵も一気になぎ倒していくことができる。*2 タイムシフトダイブ (『Dead to Rights』) 主人公ジャックは、驚異的な集中力で時間の流れを引き伸ばす能力を備えている。 アドレナリン (『グランド・セフト・オートシリーズ』など)元々、主人公に時間を遅らせる能力は無いが、街中や建物に置いてあるアドレナリンを拾うことで、驚異的な格闘能力と、周囲の全てがスローモーションに見えるほどのスピードを得ることができる。 日米で異なるヒーローの強さ 日本産アクションゲームで主人公が超人的な力を発揮する際は、姿が変わったり体の周りが光ったりと、見た目でパワーアップするパターンが多い(『マリオ』シリーズの「スーパースター」などはそれらの典型)。 また、スローモーションを多用する「バレットタイム」をガンファイト技術として位置付けるのならば、現実のスピードで見せるガン=カタは、ある意味対極の存在と言えよう。 最新の10件を表示しています。 コメントページを参照
|