ヴォエレ アメリカン180/ Voere American 180 【短機関銃】 †
「小口径かつリロードを必要としないハイキャパシティ(多弾装)」、をコンセプトとする短機関銃。設計者はアメリカ人銃器設計者のリチャード・カスール。.22口径でフラットパンマガジンを使用する。 作動方式は、オープンボルト方式のブローバック。使用弾薬は.22LR弾という低威力のものだが、毎分1500発という驚異の連射性能を誇る。外観はトンプソンに似ているが、排莢は真下に行われる。 アメリカの警察及び刑務所の一部で、アメリカン180が導入されたが、当時の標準的な警察用ボディアーマーを損壊させ得る性能があることが分ると、奪われた際危険と考えられ多くはすぐに退役した。 現在、アメリカン180の製造拠点はアメリカに移っており、アメリカンアームズ・インターナショナル社とイリノイ・アームズカンパニー社が製造・販売を行っている。また、オレゴン州ダグラス郡のカスタムメーカー・E&Lマニュファクチャリングは、「アメリカンSAR 180/275」という唯一のセミオート機能のみのモデルを手がけている。 余談として、アメリカン180は、レーザーサイトモジュールを装着した初めての銃として知られている。
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