スミス&ウェッソン モデル41 / Smith & Wesson Model 41 【自動拳銃】 †
41は、アメリカのスミス&ウェッソン社が開発した、競技用のターゲットピストルである。1947年にX41とX42の2つのモデルが試作され、以来10年を経た1957年に生産モデルが発売された。 トリガー方式はシングルアクション。シンプルブローバック作動で銃身はフレームに固定され、トリガーストロークは短くガク引きを抑えやすい。アジャスタブルリアサイトは、スライド上部後端まで延びた銃身と一体のアームに据えられており、発砲時に前後することなくサイティングがブレにくい仕組み。フレーム後部にはマニュアルセイフティを備えている。トリガーガードはテイクダウンレバーを兼ねており、下側に開くことで銃を分解させることができる。グリップは、ユーザーが馴染みやすい1911と同じ銃把角とされ、親指のレストが左右に大きく盛り上がったグリップパネルは、グリップの左右と後ろをぐるりと囲む木製のラップアラウンド型としている。またマガジン挿入孔は大きく漏斗状に形成されており、装填がし易くかつ素早く行える。 コッキングインジケーターやコンペンセイターを備えたモデル、ラピッドファイア競技用の.22ショート弾モデル、廉価版の46など複数のバリエーションが存在する。41の製造は1992年に中止となったが、1994年には再開している。かつては様々な銃身長が揃っていたが、現行モデルは5.5インチと7インチの2種類のみである。また、現行モデルでは銃身上部にピカティニーレールを配したモデルがラインアップに加わっている。 このページの画像はスミス&ウェッソン社から転載しています。
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