H&K CAWS 【散弾銃】 †![]()
1980年代に提唱されたCAWS(Closed Assalt Weapon System)計画によりH&K社が試作したフルオートショットガン。アメリカのウィンチェスターとの共同開発で、火器をH&K、弾薬をウィンチェスターが担当した。 CAWS計画では有効射程を100〜150m程度と想定しており、これに対応すべくウィンチェスターが開発したCAWS散弾は、高圧高速でタングステン製のバックショットを発射するという特殊な散弾だった。シェルの口径は12ゲージ相当ながら、プラスチックケースと金属製のリムで構成された通常のものと違い、完全な金属薬莢だった。リム形状もベルテッドとされ、通常の散弾銃では使用できないCAWS専用弾であった。 3点バーストを組み込んだモデルや、キャリングハンドル内にスコープを内蔵するモデルも試作されたが、CAWS計画が凍結されると同時にこの散弾銃も開発中止となった。
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