ヴァルトロ PM5 / Valtro PM5 【散弾銃】 †
モデル | 全長 | 重量 | 口径 | 装弾数 | 製造国 |
PM5 | ? | ? | 12ゲージ | 7+1 | イタリア |
---|
PM5-350 | ? | ? |
---|
1980年代に開発されたイタリアのヴァルトロ社製の散弾銃。軍用、法執行機関での使用を考慮した設計で、フランス海軍などでの採用実績がある。
作動はオーソドックスな手動のポンプアクションだが、最大の特徴は一般的なチューブマガジンではなく、着脱式のボックスマガジン(プラスチック製)を採用している点。このため、チューブマガジン式に比べて、弾薬(弾種)の交換や再装填が容易になっている。装弾数も7発と、同クラスの散弾銃よりやや多い。また、薬室などは、12ゲージで一般的な全長2.75インチの弾薬の他、3インチ弾(3インチ・マグナム)にも対応している。チューブマガジン式では全長の長い3インチ弾を装填すると、装弾数が減少してしまうが、ボックスマガジン式のPM5ではその心配もない。
カスタム幅もかなり広く、メーカー側で上方回転式の折り畳み式ストックや、マズルブレーキ、アジャスタブルリアサイト等が用意されている。
他には、要人警護などに使用する特殊なバリエーションとして、リアストックを省略し、銃身長14インチの短縮バレル*1、バーチカルグリップ付きのフォアエンドを装備した携帯型・PM5-350がある。チューブマガジンと違って、銃身を短縮しても装弾数が低下しないのも、PM5の強みだ。
転載に関しては、転載元の転載規約に従って行ってください。