アイリス -IRIS-

　韓国陸軍特殊部隊の隊員であるキム・ヒョンジュン(イ・ビョンホン)は軍の命令で大学院に通っていたが、そこでチェ・スンヒ(キム・テヒ)という女性を気に入る。教授曰く、彼女は学生ではなく、名前も知らない聴講生であるという。

　そんなヒョンジュンはある日、親友のチン・サウ(チョン・ジュノ)と共に謎の集団に拉致され、拷問をかけられる。二人は監禁から脱出する事に成功したが包囲され、彼らの正体が韓国の情報機関「NSS(大韓民国国家安全局)」であり、これらの事件は全てNSSへの入団テストであること、そしてヒョンジュンの意中の人であるスンヒが、NSSのエージェントである事を知る。

　NSSのエージェントとなったヒョンジュンとサウは、やがて北朝鮮国家安全保衛部のパク・チョリョン(キム・スンウ)が関わる大統領候補暗殺計画を阻止するが……。